ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
黒蓮庵
ぁ、あの、そちらの本棚は、ええと…その、御伽噺などが…入っていて…(気恥ずかしいのか顔を赤らめつつ、ノックの音で振り返り、そのまま足早に扉へ向かう)
ぇ、あ、人の声が…?あの、少し見てきますね。本棚の本は自由にどうぞ、です…っ。
(ぱたぱたと扉の前に辿り着くと、深呼吸して気持ちを落ち着かせ扉を開く)
はい、おりますよ。今晩は。斯様な場所に如何なさいましたか?
(背の高い男性と視線を合わせようと徐々に首を曲げて)
ぇ、あ、人の声が…?あの、少し見てきますね。本棚の本は自由にどうぞ、です…っ。
(ぱたぱたと扉の前に辿り着くと、深呼吸して気持ちを落ち着かせ扉を開く)
はい、おりますよ。今晩は。斯様な場所に如何なさいましたか?
(背の高い男性と視線を合わせようと徐々に首を曲げて)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
この様な光景が目に入るでしょう。
ひとつは窓。
外からも見る事の出来た黒塗りの格子窓に、奥には円窓。
所謂和室と呼ばれる造りのようです。
ひとつは本。
低い2つの本棚に、綺麗に並べて入れられています。
…内容には偏りがある様ですが。
ひとつは宝石。
様々な宝石達が部屋の至る所で煌いています。
最後に白。
夜色に染まった庵の真ん中で、真白い少女が静かに佇んでいるのです。
「――ぁ…。こん、こんばん、は…?」
「もしかして、迷い込んでしまいましたか?」
「今日は綺麗な星月夜なの。どうかゆっくりしていらして」
「あまり人と話した事がないのです。宜しければ貴方の御噺を聞かせてくださいな」
ーーーーー
“今”は夜の帳が下りていますが、明るいうちに遊びに来てくれても嬉しいわ。