ギルドスレッド
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黒蓮庵
(どこかほっとした様にくすりと微笑んで、思い出した様に)そうでした…!ルシウス様、道に迷われたのですよね。お疲れでしょうに申し訳ありません。
(慌てて戸を開けて)どうぞゆっくりしていってくださいな。
貴重な本はありませんが、宝石なら……今此処にある宝石で良ければ、持って行ってくださって構いませんよ。
…ええと、こういう時はどうしたら良いのでしょう…お茶…?
ぁ、あの、好きな所でお休みくださいね。
後で御噺を聞かせてくださると嬉しいです。
(そう言ってぱたぱたと奥へと消えていく)
(慌てて戸を開けて)どうぞゆっくりしていってくださいな。
貴重な本はありませんが、宝石なら……今此処にある宝石で良ければ、持って行ってくださって構いませんよ。
…ええと、こういう時はどうしたら良いのでしょう…お茶…?
ぁ、あの、好きな所でお休みくださいね。
後で御噺を聞かせてくださると嬉しいです。
(そう言ってぱたぱたと奥へと消えていく)
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この様な光景が目に入るでしょう。
ひとつは窓。
外からも見る事の出来た黒塗りの格子窓に、奥には円窓。
所謂和室と呼ばれる造りのようです。
ひとつは本。
低い2つの本棚に、綺麗に並べて入れられています。
…内容には偏りがある様ですが。
ひとつは宝石。
様々な宝石達が部屋の至る所で煌いています。
最後に白。
夜色に染まった庵の真ん中で、真白い少女が静かに佇んでいるのです。
「――ぁ…。こん、こんばん、は…?」
「もしかして、迷い込んでしまいましたか?」
「今日は綺麗な星月夜なの。どうかゆっくりしていらして」
「あまり人と話した事がないのです。宜しければ貴方の御噺を聞かせてくださいな」
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“今”は夜の帳が下りていますが、明るいうちに遊びに来てくれても嬉しいわ。