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海色の箱庭
(波間を揺れる糸の先は水深が浅く魚も泳がぬ位置。海種である自分にとって海に住む者は言わば同種。彼が魚を釣るつもりでいたのであれば辞めてもらわなければと思ってもいたのだが、どうやらそういうわけでは無さそうに見えたのでそのままにしておく事にする)
(そして視線は元あった場所へと。投げ掛けた返答に返ってきた言葉の通りに灰の髪の彼の姿を想像すれば、容易にその光景が目に浮かぶ様で思わず笑ってしまう。けれど街の話になれば興味は一気にそちらへ。瞳を輝かせながら無意識に身体は前のめり。一言も聴き逃すまいと自然に、また距離は近くなっていく)
へえ、街から来たんだな。建物も人も多い街か…きっと賑やかで楽しいんだろうなぁ…!
(想像すれば心は躍り、人々の声が行き交う陸の地へと思いを馳せる。"釣りのお兄さん"へと声をかける灰髪の彼の言葉を聞きながら、もっと街の話を聞きたいとついそわそわと身体は揺れて)
(そして視線は元あった場所へと。投げ掛けた返答に返ってきた言葉の通りに灰の髪の彼の姿を想像すれば、容易にその光景が目に浮かぶ様で思わず笑ってしまう。けれど街の話になれば興味は一気にそちらへ。瞳を輝かせながら無意識に身体は前のめり。一言も聴き逃すまいと自然に、また距離は近くなっていく)
へえ、街から来たんだな。建物も人も多い街か…きっと賑やかで楽しいんだろうなぁ…!
(想像すれば心は躍り、人々の声が行き交う陸の地へと思いを馳せる。"釣りのお兄さん"へと声をかける灰髪の彼の言葉を聞きながら、もっと街の話を聞きたいとついそわそわと身体は揺れて)
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鬱蒼と木々が生い茂る山の中を抜け出せばそこに広がるのは水平線を望む切り取られた海。
大小様々な岩が切り立った海には時折来訪者が現れる。
歩き進むには整われていない獣道を抜けてくる、人や、人でないもの。
それらを招き入れるのは海と戯れ太陽に語り掛ける人魚の少年。
海の世界しか知らぬ少年は時折訪れる訪問者に自ずから近付くであろう。
地に足をつけ"歩く"外の世界が果たしてどういうものなのか、夢にしか見たことのない世界の話を聞く為に。
アンタの世界と、俺の世界
それはどれほど違うのだろう
考えるだけでこんなにも、心が躍るんだ
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●RP専用、雑談場所