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海色の箱庭

【RP】箱庭の夢ー01ー

―毎日、毎日、夢を見る

   陽の光に包まれ地を駈ける自分の姿を

 夢よ覚めるな

   叶わぬ我儘を置き去りに、今日も瞳は開かれた…―



雲一つない快晴。
高低様々な岩が切り立つその場所は今日も変わらずに、海底が見えるほどの透明な波を優しく岩肌に打ち付けていた。
そんな中を悠然と泳ぐ影。岩の間をするするりと抜け、高く跳ねた。
陽に照らされ捉えた姿は半身半漁の少年の姿。
じゃぷんっ、と音をたて再び海を泳ぐ少年の姿はとても楽しげに見えるだろうか。

ここは少年の遊び場。
そして、夢を見れる場所。

≫≫≫

●1:1RP
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どうやら思っていた以上に驚かせてしまったらしい。
声を掛けた途端に大袈裟だと思えるほどに肩を揺らし武器に手を掛ける目の前の男に、こちらも慌てて両手を上げた。

「わああ!待って待って!攻撃しないで!」

動きに合わせて海面が飛沫をあげながら光る。
何も持っていない、敵意も危害を加える意志も無いという事を速やかにアピールしなければ、誤って攻撃されてしまいそうな程青年の表情は真剣なもので。
きっと攻撃をされてしまえばこちらがやられてしまうのは目に見えて明らか。
海に潜って逃げようにも同じ種族ともなればそれも無意味だろう。故に、今は攻撃の意志がない事を必死に伝えるしか術がなかった。

「さ、さっき目が合った時ビックリしたから、ちょっとだけ、俺も驚かそうと思っただけなんだ…!」

ちょっとした悪戯のつもりだったんだと、尚も両手を左右に振りながら訴えかける。
目の前の青年、冗談抜きで顔が怖いらしい。

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