ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
海色の箱庭
咄嗟の出来事につい海の中へ潜り込んでしまった。
驚いただろうか、あまり訪問者の望めないこの場所。
話し相手になり得るかもしれない人を驚かせ、引き返させてしまうのは本意ではない。
まだいてくれるといいのだが…
そう思いながら海面に顔を出し先程人がいた方へ視線を向ける。
――いた。
驚きから動けずにいたのかその人はまだそこに佇んでいて、何かを悩んでいるのかむずかしい顔をして俯いてる。その為、自分にはまだ気付いてない様だ。
ゆらり、ゆらりと少しずつ近づいていく。
音は立てない様、静かに。
そして声が届くであろう位置まで辿り着くと、少し息を吸って…
「なあ」
ちょっとした悪戯心も込めて、少し大きめの声で。
驚いただろうか、あまり訪問者の望めないこの場所。
話し相手になり得るかもしれない人を驚かせ、引き返させてしまうのは本意ではない。
まだいてくれるといいのだが…
そう思いながら海面に顔を出し先程人がいた方へ視線を向ける。
――いた。
驚きから動けずにいたのかその人はまだそこに佇んでいて、何かを悩んでいるのかむずかしい顔をして俯いてる。その為、自分にはまだ気付いてない様だ。
ゆらり、ゆらりと少しずつ近づいていく。
音は立てない様、静かに。
そして声が届くであろう位置まで辿り着くと、少し息を吸って…
「なあ」
ちょっとした悪戯心も込めて、少し大きめの声で。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
陽の光に包まれ地を駈ける自分の姿を
夢よ覚めるな
叶わぬ我儘を置き去りに、今日も瞳は開かれた…―
≫
雲一つない快晴。
高低様々な岩が切り立つその場所は今日も変わらずに、海底が見えるほどの透明な波を優しく岩肌に打ち付けていた。
そんな中を悠然と泳ぐ影。岩の間をするするりと抜け、高く跳ねた。
陽に照らされ捉えた姿は半身半漁の少年の姿。
じゃぷんっ、と音をたて再び海を泳ぐ少年の姿はとても楽しげに見えるだろうか。
ここは少年の遊び場。
そして、夢を見れる場所。
≫≫≫
●1:1RP
●約束人在り。他の方の立ち入りはご遠慮ください。