ギルドスレッド
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海色の箱庭
見下ろした先の岩陰。
揺れる波間から、人の頭らしき姿がひょこりと覗いていた。
「…………、あ」
水滴を纏った紺青が、陽の光を受けて煌めいて。”嗚呼、眩いな”、と。
己の自覚すらもないままに小さく零していた声は、感嘆の顕れだった。
揺れる波間から、人の頭らしき姿がひょこりと覗いていた。
「…………、あ」
水滴を纏った紺青が、陽の光を受けて煌めいて。”嗚呼、眩いな”、と。
己の自覚すらもないままに小さく零していた声は、感嘆の顕れだった。
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陽の光に包まれ地を駈ける自分の姿を
夢よ覚めるな
叶わぬ我儘を置き去りに、今日も瞳は開かれた…―
≫
雲一つない快晴。
高低様々な岩が切り立つその場所は今日も変わらずに、海底が見えるほどの透明な波を優しく岩肌に打ち付けていた。
そんな中を悠然と泳ぐ影。岩の間をするするりと抜け、高く跳ねた。
陽に照らされ捉えた姿は半身半漁の少年の姿。
じゃぷんっ、と音をたて再び海を泳ぐ少年の姿はとても楽しげに見えるだろうか。
ここは少年の遊び場。
そして、夢を見れる場所。
≫≫≫
●1:1RP
●約束人在り。他の方の立ち入りはご遠慮ください。