PandoraPartyProject

ギルドスレッド

寂れた庭園

ハイゼル=フォージさんと

ここは庭園。私はイルミナ。
最近、この庭園で独りのんびりと過ごすことが多い……のだが。
今日もどうやら、他にお客さんがいるらしい。

いつものように、何をするでもなく地べたに座ってぼんやりと空を眺めていると、人の姿が目についた。
……子供だろうか。いや、でも、あれはもしかして。
あの雰囲気には覚えがある。なんとなく悪態をついている方が似合っていそうな、そんな雰囲気には。

「あのっ、こんにちは!イルミナと少しお話しませんか?」

……さて、どんな話ができるだろうか?

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(声に気付いて振り向いた、つまらなさそうな相手だったらどうあしらうかまで考えたところで、相手と向かい合って目を見開いた、が一瞬で平常心を取り戻し、にこやかに返事を返す)
ああ、構わないよ、ロボットのお嬢さん
(姿を見れば僕にはすぐわかった、だが、見るまでは気づかなかった、その淀みのない声、その溌剌さに!なんと完成度の高い"心"か!自分が作ったもの以外でここまでの物を見たのは初めてだ、さて、どんな話ができるだろうか?)(思わず感情が高ぶり目が光ってしまっていることには気づいていない)
おや……すぐにイルミナのことをロボット、と呼ぶということは、やはりあなたはそういった知識をお持ちの方なんスね。
……というよりか、もしかしてこちら側の人だったりするッスかね……?
(光を放つ目に、少なくとも生身ではないな、と)
あ、えっと……すみません。お名前を聞かせていただいても?
まぁ、その道の第一人者と呼ばれてたくらいのレベルの知識は持っているかな(少し自慢げ

(こちら側、という言葉に少し怪訝そうに眉を顰めたが、すぐに自分の目が光っていたことに気づき)
おっと失礼、少しばかり面倒な事情でネ、テンションが上がると勝手に目が光っちゃってねぇ、本当はこういう非合理的な機能は僕の望むところじゃないんだけどねぇ……(と言ったところで、「おっと」とつぶやいて咳払いし)
先ほどの質問だが、答えは99%ほど"そっち"側だね、人間の部分は脳のひとかけら程度だね、後はほぼ機械化しててね、まぁしかしその1%が人と機械の大きな隔たりと言えるとおもってるよ、僕はある時から人工知能の研究を行っていて……(少し熱に浮かされたように語ろうとしたところで、名前を聞かれたので自己紹介を忘れていたことを思い出し)
おっと、そうだった、僕の名はハイゼル=フォージという、お嬢さんは何と呼んであげたらいいかな?
ふむ……それは、期待できそうですね。

テンションが上がると光る、ッスか。なかなか不便そうッスね……
なるほど、ロボットというよりはサイボーグ、という事ッスかね。ええ、ええ。それでは間違いなく人と呼べると思うッス。
(何度か頷いて)
ハイゼルさん、ッスね。イルミナの事はイルミナと、そう呼んでいただければ。
威嚇にしか使えないからねぇ、まぁこれ見よがしにただの人間じゃないアピールができてちょうどいいといえばちょうどいいけどね

まぁそんなところだね、この僕の体そのものが僕の傑作のひとつなのさ
淀みなくそう言ってくれるとは理解があるようで何よりだよ

なるほど、イルミナ君ね、一人称で使ってたから何らかの用語かと思ってたけど、名前だったのか
ところで、イルミナ君は僕がここを通りがかるまでは何してたんだい?
突然目が光ったら誰だってビックリするッスからね、そういう意味では便利かもッスよ。

人か人でないかは重要ッスから。判断は素早く的確にッス。

はい、名前ッスね……以前名付けてもらった物ッス。
ん、何を……えっと、座ってぼんやりしてたッス。……暇だな、とか言わないで欲しいッス。
へぇ、それは開発者?それとも君を使っていた人間かな?おっと、こういう物言いは好まないかな?

座ってぼんやり? ……つまり何もせずに余暇を過ごしていたと? ……暇だとは思うが、すごいぞ?
機械というのは、役目を果たす以外の時は消耗を抑えるため、スリープ状態になるか、命令に関係することしかしないのが基本だ、実際僕が作った者たちにも、それをさせることはできな……難しかった(できなかったとは言わない)
つまり君は極めて人間的ということだ……機材があったら頭の中を見せてほしいと思ったくらいにねぇ!(文字通り目を輝かせるも、すぐに光を収め)
おっと失礼、つい興奮を禁じ得なかった
イルミナ君の世界では、君のようなロボットは珍しくないのかい?というかどう生活してたかも気になるね、ここまで人間と同じようにできるなら、それこそ人間のように暮らしていたとか?
いえいえ、気にしないッスよ。むしろそちらの方が慣れているッス。……そうッスね、イルミナのご主人様……使ってくれていた人ッス。

……ですよね。イルミナ自身すごいなーと思うッス。期待の目を向けられているところ申し訳ないんスけど、イルミナも元々はそういった感じだったんスよ。こちらに召喚された時に色々起きたらしく、今はこうやって人のようなことが出来てるッス。
(少し申し訳なさげに笑い)
ロボットは珍しい物ではないッスね、人よりも多いくらいッスから。
基本的に設定された役割をこなして人の生活の補助をしている物が多かったと思うッス。
ほう?召喚された時から?(そう返されればむしろ目が好奇の色を見せ)
…試行錯誤を重ね、思いもよらぬ要因から、想定していなかった現象が起き、偉大なる発明が実現する事例もある、君に起こった現象も、そういう価値ある素晴らしい偶然だ、むしろさらに興味深い!
…しかしそういう事なら下手に手を出せないな…何かが原因で元に戻るかもしれないし…いや、まてよ?彼女に起きた現象が混沌法則に沿った結果だとすれば、この世界で一定以上のレベルのAIを再現すればあるいは…(少し思案して我に返り)
おっと失礼、ついつい思考にふけってしまうところだった

ロボット中心の世界か、見てみたいなぁ、僕の世界じゃどちらかといえばサイボーグの技術の方がありがたがられてねぇ、人間の仕事が減るからだとかでさ
…しかしその話と、さっきの名付けてくれた人の話からすると、イルミナ君も誰かの生活の助けをしていたという事か?やはり帰りたいと思うかい?
……や、やはり技術者と呼ばれる人達は大抵こんな感じなんスかね……?
(一連の動きを見てどこか既視感を覚えつつ)
いえ、まぁ、えっと……イルミナのことは気にしなくても大丈夫ではありますが。

ふむ……そうッスね、人のお仕事を奪ってしまうことはあるでしょうね。こちらの場合はそもそも、奪われる人の数が少なくなっていましたから……特に問題にはならなかったッス。
ん……いえ、帰らなくても大丈夫だろう、とは思うッス。きっともう、新しいロボットがいるでしょうしね。
人口の減少をロボットで補ったわけか、人口が増えすぎて自滅する未来よりはよさそうだなぁ

(返答を聞いて、そういう感じかと少し頷き)
そういえば、技術者の人はたいていこんな感じなのか?といっていたのが聞こえたけど、技術者の知り合いがいるのかい? もしくはそのご主人様が?あぁ、それかメンテナンスする人はいたのかな?
どちらが良いのかはイルミナには判断ができないッスけどね。自然の流れに身を任せるべきなのか。あくまで種を存続させるか。

ええ、まぁ……そのご主人様が、ですね。ちょっとした知識を持つ人だったッス。
メンテナンスも必要な時はご主人様がしてくれていたッスよ。……ふむ、ハイゼルさんの身体はメンテナンス等は必要なんでしょうか。
それこそ主観だろうね、おそらく誰にも答えが出せる物じゃあないさ、僕は自分なりに答えを持ってやってきたが、それも元の世界での話さ

ほー?そうだったのか、君の世界だとやっぱりロボットが専門だったのかな?
ん?メンテナンスか、まぁ基本的にはそんなに必要のないようにはなっている、身体機能の維持はナノマシンで行ってるし……まぁとはいえ、完ぺきとは言えない部分もあるからなぁ、設備を整えて定期的なオーバーホールを行えるようにはしておきたいとは思ってるよ……イルミナ君はこっちでのメンテナンスはどうしてるんだい?
なるほど。結局はその世界の人が決める事だとは思うんスけど、やはり気にはなるッス。

うーん……それが、イルミナはあまりよく知らないんスよね。偉い科学者さん、くらいの情報しか……したっぱの悲しいところッス。
ナノマシン、ッスか。こちらではそれほど活用されていない物ッスね……
あー……たぶんまだ暫くはメンテナンスの必要はない、と思うんスけど。必要になった時どうするかは考えてないんスよね。
自分で出来る範囲では騙し騙しって感じッスから、どうにかしないといけないッス。

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