事務所の所長の部屋。

事務所内にガラクタ置きっ放しの散らかしっぱなしにしてる癖に
それなりの清潔感を保っている。

家具は病院のように無機質なベッドと作業用デスク、
衣装棚がある程度。

いいじゃないか。君の照れ顔は僕のもの。
元恋人なんだからそれくらい特権って事でさ。

これはそもそもランベールが組織に属した時のものだからね。ワダツミを宿す前から組織への忠誠として付けられたものだ。
（大元だとしょげるアルクの肩をポンと叩く）
事件を経て、皆新しい道を歩み始めてる。今はそのスタートを見守ってあげよう。
責任をとらなきゃいけないのは僕も同じだし、この事務所は誰かを助けるためにあるんだからさ！

まぁ、何にせよどの仕事からこなすかは君に委ねよう。画家へのヒアリングだって、幻想蜂起が終わるまでにしておきたいだろうからね。どこから向かう？

……そうだねぇ。（冬眠の可能性は否定しない。しかしそれも計算のうちと言わんばかりに顎へ手を当て考えていた）