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即席事務所と喫煙所

【RP】302号室:ヴォルコットの私室

事務所の大家ことヴォルコットの私室。
簡易ベッドと作業用の木製デスク以外は
考古学にまつわるアイテムが所狭しと並べられている。
ダンジョンや遺跡の出土品から、どこぞの民族の呪い歌の書まで様々。
迂闊に触れると大変な事が起こるかも?

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まぁ、挑む時の準備はおのおのしておこう。互いの思ったものを持ち寄れば、不測の事態にも対処しやすい。
そういえばアルはあのダンジョンに潜ったのはまだ1回だけか?なら一応話しておくが、あのダンジョンは基本的にマッピングができない。

一度潜った時と二度潜った時では部屋の構成どころか壁の材質まで変わっていたりするんだ。
そして一度階段を降りれば一方通行。帰ろうと思うとふわっと蝶があらわれて、そいつに触れりゃ入口に戻れるが逆に言えば中途半端な撤退はできねぇってことだ。

(アルクが狙われている事をアルが知ってると言えば、頭を掻き)まぁ、タダじゃ死なないタマだろ。あいつらは。

真砂、俺はハインツだ。好きに呼んで貰ってかまわねぇってのが俺のスタンスだが、流石にパンイチはなぁ。
(デスクに戻ると筆箱をひとつ出して、ついでにバックから燻製肉を取り出し、食べやすいサイズに切ってもってくる。真砂の前へ出し)依頼の品と駄賃だ。

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