他と変わらぬ来客宿泊用の小さな個室だったはずだ。
それが今では壁に遮音材が追加で貼られ、窓に格子が嵌まっている。
トドメとばかりに室内の要所の錠には罠まで仕掛けてあった。
他にも何かあるのかもしれないが……。

ベッド・机・電子端末・本棚以外といったもの以外には、
応接用の一人がけソファ二つとコーヒーテーブルがある。

部屋の主の特性上、生き物が住んでいる匂いに酷く欠けていた。
-
（※悪い人向け：
目標値100＜1d100＋テクニック×10で鍵をこじ開けられます。
貴方がとても器用な場合、判定無しで十分でしょう。
中身は大抵銃器や弾薬の類ですが、たまにガラクタもあります。
失敗した場合、生身であれば指がかなり深く切れる程度のダメージが発生します）

へぇ…そこまで考えたことなかったな。
（それだけの言葉で終わらせるような事らしい。まあ自分にとってな話なだけなのだが。）

まあ確かに美味いよなぁ…牛。。。（チラッと格子の嵌った窓から庭を見た。コイツ、庭に居る花子の事を食い物にしか見ていないぞ。いや合ってるのだが。）

…乳牛も良いよな。出なくなったら食えばいいし…（舌なめずりしそうな勢い）