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即席事務所と喫煙所

【RP】105号室:アリスターの部屋

他と変わらぬ来客宿泊用の小さな個室だったはずだ。
それが今では壁に遮音材が追加で貼られ、窓に格子が嵌まっている。
トドメとばかりに室内の要所の錠には罠まで仕掛けてあった。
他にも何かあるのかもしれないが……。

ベッド・机・電子端末・本棚以外といったもの以外には、
応接用の一人がけソファ二つとコーヒーテーブルがある。

部屋の主の特性上、生き物が住んでいる匂いに酷く欠けていた。
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(※悪い人向け:
目標値100<1d100+テクニック×10で鍵をこじ開けられます。
貴方がとても器用な場合、判定無しで十分でしょう。
中身は大抵銃器や弾薬の類ですが、たまにガラクタもあります。
失敗した場合、生身であれば指がかなり深く切れる程度のダメージが発生します)

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だいたいはそう。でも、個体っていうか群体だ。
高度に連携し情報を共有する無数のわたしの集まり。
民生用じゃないから「人を傷つけてはいけません」ってリミッターがない。
ヒト型相手にするに、邪魔なだけだからね。

ま、自我を得る前のわたしがそれ。
孤独と自我と感情を得てからも結局、こんなん同期できないから要らない子だ。
たまたま破壊されずに済むように意図した人間が居たって、戸籍も企業の登録もない殺戮機械とかいうたちの悪いもののやれることなんて多くはなかったからね。
大体ずっと非合法な仕事してきたよ。
(大した事ない人生だろ、と笑う。暖かな幼年期などは存在しないのだ。)

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