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即席事務所と喫煙所

【RP】103号室:アルクの仕事部屋

デスクとソファー、簡素なベッドのある部屋。

デスクの上には情報収集用に練達から取り寄せたジャンク品から組み立てたパソコンが。
どうやら情報系列への観覧には使える様子。(今後機能がグレードアップする可能性あり)

ちなみに、手芸用品はクローゼットの中に綺麗に整頓されている。
(暗器系は分かり難い所にしまい込んで居る様子)

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ん……すまん、ちょっと待ってくれ…(思い出して口にした事で心臓が締め付けられているような、そんな感覚を抑え込んでいたがそろそろそれもキツくなってきた様子。。胸元を押えて深く息を吐いて平常心を保とうとする。…ぽたり、と暑さからではない汗が床に落ちた)

………やっぱ、駄目だな…天義に居た時と、父さんと母さんが死んだ瞬間を思い出すと…どうしてもこうなる…
息をするのがやっとになっちまう…

…なあ、牛王。頼むから……天義の連中に殺されるなよ。下手な事言わなきゃ済むんだけどさ…もう、俺の大事なものを奪われたくないんだ…
俺の恐怖を晴らすならさ、頼むから両親みたいに殺されないでくれ…俺を、置いて行かないで…(カタ…と身体が小刻みに震えだし)

俺は…簡単に死ぬ気、ねえから…だから簡単に俺の目の前から、この世から去らないで欲しい…
相談には乗れるだけ乗るが…あんまり期待しないでくれ。俺はあの国は恐怖心の方が勝る。

………俺は、俺の周りの優しい奴らが心痛めるのはな…甘いと言われるかもしれんけど、見ていて辛い。
この間牛王の家を訪ねた時も、その辺…少しでも何とかしてやりたくて…。
………俺は、我儘だな。悪い、今の忘れてくれ。牛王は好きに生きたら良いし、俺なんかの言葉を聞かなくていい。

少しはマシになったと思うんだけどなぁ…日向を避けなくなった代わりに、今度は日陰が寒くて、怖くて仕方ない

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