外付けの階段を上がった先にある事務所

作業デスクが２つあり、片方はガラクタでとっ散らかっている

応接用のソファーのうちの一番長いやつは
ほぼ家主のベッドと化していて、うっすい枕が投げっぱなしになっていたり

確かに美味しくなさすぎて目が覚めた（文句をたれながらもちゃっかり飲み切る。魔石の話を聞くと、遠い目をして）うわー……効率はよさそうだけど、恐ろしく口の中が痛そう……。

（ポケットを漁ると、銀色のジッポーを取り出す。この身体の名前を知るきっかけになったアイテムだ。キャップをワンハンドで開閉し）そう言われれば、確かに持ってるね。
……、アリス。君ぜったい前の世界ではモテたでしょう。ほら。
（郵便受けに何かが届いていると気づけば、内容に目を通す。アリスの方へそれを向けて）
あんなに人見知りだったアルクが、君に大きな信頼を寄せてる。本人が大分、いい方向に変わったという理由もあるけどね。