参考【チョコレート】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88#%E8%A3%BD%E9%80%A0

※公式設定ではなく、個人の妄想であることを、
　先に記しておきます。

※練達や旅人の存在を無視している訳ではありません。
　主であるエネルギー、魔力から作ることを前提として、
　適当に考えてみたものです。
（正直練達以外、各国の文明度がハッキリしないので）

【以下本文】

【1:カカオニブ】
・カカオ豆をカカオ型モンスターから収穫する。
・豆を包むパルプ（白い果肉）とともに発酵のマジックリーフでくるむ。
　もしくは撹拌魔法をかけた木箱に入れ、数日かけて発酵させる。
　この際、発酵促進の魔法（時間魔法、精霊魔法など）が使えると尚良い。

・次に天日で乾燥させる。
　他にも、太陽光に類似する魔法やマジックアイテムによって
　時間効率または人的効率を良くする手法もある。

・磁石や鉄のみを引き寄せる操作魔法によって鉄を除く。
・次にふるいに乗せ、風魔法によって埃と石を飛ばす。
・念のためふるいにかける。
・選別されたカカオを魔法で砕く。
・篩によって外皮と胚芽を取り除く。
・カカオニブの完成。

【2:カカオマス】
カカオニブをマジックアイテムか、魔法で焙煎する。
・風味を良くするために数種類のカカオニブをブレンドする。
・カカオニブを細かくすり潰す。工房によって魔法を使う、石臼を使う、マジックアイテムを使うなど、個性が色濃く出る。特に魔法によってすり潰す工房はその繊細さから、魔法使いとしてのレベルが高いことが多い。
・カカオマスの完成。

【3:チョコレート】
・カカオマスにココアバター、砂糖、ミルクなどを混合する。
・チョコレートドゥの完成。
・このドゥを魔法等で細かく砕く。
・長時間マジックアイテムによって撹拌し、精錬する。
・テンパリング（予備結晶化）を行ってチョコレートを安定させる。
・型に入れ、冷却魔法で固める。
・包装紙に熟成の魔法陣を書き、包装し、完成。


【考察】
チョコレート製作は複雑で長大な工程を擁する。
高レベルの魔法操作技術、魔法威力の他、火、風、氷と最低3属性の魔法を要求され、熟成を短縮するという特殊な魔法が使えることが望ましく、それら全てを
、長時間高水準で発揮し続ける魔力、集中力が必要である。

以上から、魔法使いの修練としての適正が高いと推測でき、
恐らく……長く修行する内に専業化したものも少なくない。
そういった者達はショコラメイジと呼ばれている、かもしれない。