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唯一之座

【行脚其の参】

ひょんな事から出逢った四人は今、とあるパブの店内に居る。

不思議だ。何もかもが不思議で堪らない。
見知らぬ店、初めて感じる雰囲気、未知のお品書き。
昨日より遅く感じる刻の流れ、高揚感に、安堵感。


そして……海の匂い、蹄の音、鉄の温もり――


確かに昨夜、一晩をこの街で過ごした事は間違いない。
けれど、不思議だ。別の世界を訪れた様にさえ思えてしまう。
閉じた眼は再び感じる。万華鏡の様に、鮮やかな彩りを。

感嘆の息を漏らすと同時に、再び尼は掌を合わせていた――


●一行はパブへと到着致しました。やったね!テーブル席だよ!
●奇しくも、育ちも種族も様々な方々が集いました。違うって素敵。


※パブの景観やお品書き、店内の雰囲気等は、
 道を示して下さったルゥルゥさんに全ての決定権を譲ります。
 お好きな様に表現して戴ければと思います。パブって何!?


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当ギルドの基本的なRPスレッドです。
シチュエーション等は上記の通り。よき出逢いが、あります様に。

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ええ。正しくは、石「だった」のでは無く――

(ルゥルゥの言葉を受けると、袖から出した両掌を軽く掲げる)
(ピシピシと、硬い物が割れる様な音と共に掲げた掌が黒く変色。瞬く間に石となった)

――今でも、身体は石で出来て居るのです。人の手によって作られた無機物の身体。
故に……カザン様の御身体を見た時は、親近感の様なものを感じました。ふふふ。

(楽しげに両の人差し指をツンツンと突き合わせる。コンコン、冷たい音がした)

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