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唯一之座
徳。信仰。なんだか。背筋を伸ばしたくなるような気がするわ。掌を合わせることも、そういうところから、きているの?
(文字と訫宮をぱたぱた交互に見比べて、ふふふ、と嬉しげ)
ふふふ。ポッケ。ポッケ。良いわね。でも、ふしぎ。バベル、というのだっけ。訫宮の文字、書けないし読めないけれど、意味は分かるわ。ポッケ。あなたの文字で、こう書くのね。
舞踊。鍛錬。そう、ルゥルゥ、ダンサーって、言っていたものね。ひとを楽しませることがなりわい、なのね。とっても素敵だわ。披露の旅ということは、また今度、見せてもらえるかしら。
……! おかえりなさい。ルゥルゥ。そんなに近くにあったのね。うれしいことが、大変だわ。ティータイムって、とってもお洒落な響き。
(文字と訫宮をぱたぱた交互に見比べて、ふふふ、と嬉しげ)
ふふふ。ポッケ。ポッケ。良いわね。でも、ふしぎ。バベル、というのだっけ。訫宮の文字、書けないし読めないけれど、意味は分かるわ。ポッケ。あなたの文字で、こう書くのね。
舞踊。鍛錬。そう、ルゥルゥ、ダンサーって、言っていたものね。ひとを楽しませることがなりわい、なのね。とっても素敵だわ。披露の旅ということは、また今度、見せてもらえるかしら。
……! おかえりなさい。ルゥルゥ。そんなに近くにあったのね。うれしいことが、大変だわ。ティータイムって、とってもお洒落な響き。
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尼にとっては馴染みの薄い、人口が多く、活気に満ちた空気。
営みが在り、苦楽が在り、そこには、数多の人生が輝いていた。
朝、準備足らずで街を出たのは、そんな眩しさに目眩を感じたから。
己が識る理にはなかったモノ達に、恐れを感じてしまったから。
けれど今、街を一望する尼の胸中に、不思議と恐れは無い。
ふと、隣に少女の気配を感じる。
寸刻前までは縁の無かった少女の存在が、閉じた眼にも感じられる。
己と相手の間に繋がった、糸の様な何かが在る。其れが、どうしてか
「嗚呼、これが。「独りでない」とは、それだけで……」
噛み締める様に呟くと、尼は、一つの悟りに掌を合わせるのだった――
●夏です!昼下がりです!依然として猛暑は続いて居ます。
●尼と人魚は街へと到着致しました。活気の良い賑やかな街です。
●とりあえず食事処寄ってく?って言うか寄ろ?寄らせて下さい!
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シチュエーション等は上記の通り。よき出逢いが、あります様に。