生きるためとは言え他の者を傷つけて来たのだし、その分はきちんと償って貰おう
レオパル騎士団長ならギフトもあって罪に応じた罰を与えてくれそうだし、私はレオパル騎士団長に捉えた盗賊団を引き渡そう


・盗賊団
まずは主要人物に大人しくついて来て貰えるように説得しよう
とは言え私は弁が立つわけでもないし、ギフトを使って残される村人たちの当面の食料となるように、期保存の利く根野菜を中心に育てておく
残される村人の当面の食料が確保されるのは説得の役に立つと思うし、説得に応じなくても残される村人の役に立つしな
説得に応じてくれたら村の畑を借りて出来る限りの野菜を育てよう
この野菜がある間に村の立て直しをして、盗賊稼業に頼らず暮らしていけるように頑張って欲しいな

説得に応じればそのまま連れていくが、応じなければ実力行使だな
その時は殺してしまわないように、出来るだけ手加減を心掛けてトドメは不殺持ちに委ねる
飛んで逃げようとする敵は距離に応じてスキルを使い分けて優先的に狙っていく
回復が追いつかない時は回復に回る

野菜は、手持ちをそっと置いて行こう


・引き渡し
主要人物の半数を連れてレオパル騎士団長の元へ
彼らは確かに罪を犯したが、レオパル騎士団長ならその罪の度合いを明らかにして、それに応じた罰を与えて彼らが今後悔い改めるチャンスを与えてくれると信じている
それと同時に、盗賊しなければ生きていけない国民がいることを認識して欲しいな

イカダ漂流記


……一仕事終えた後に大仕事が待っていたな
助けが来るまで生き延びるという大仕事が

とりあえず、今は生き延びるために全力を尽くそう
幸い食料面は零のフランスパンと、デイジーたちが獲って来てくれる魚介類でどうにかなりそうだな
飲める水を得られるのも有難い
私は同じ食材で飽きないように料理頑張ろう
とは言え料理以外も出来ることをしないとな
まずは保護結界を張って、ギフトで筏の木が成長しないか試してみる
筏の面積が増えたら夜も安心だ
それから精霊たちに協力を頼む
風は空に、水は海に、火は温もりを
助けが来るまで、力を貸してくれ
風精霊は周辺広域を調べるのと、筏周辺の風を抑えて欲しい
今の時期、風が吹くだけで体温奪われるからな
火精霊は筏を燃やさないように温もりを分けて欲しい
このままでは皆体温を奪われて倒れてしまう
水精霊は使えそうなものがあれば持ってきて欲しいな
それと、鮫が近くに来たら安全な場所まで筏を運んでくれないか？
色々頼んでしまうが、皆の助けが必要なんだ
頼む

魚介類を獲って来てくれたら、幻のギフトで調理道具を出して貰って出来るだけ手早く火を通す
それから食べる前に料理に合った調味料を出して貰い、食べる時だけでも味を付けよう
フランスパンと一緒だから量も十分だな

万が一を考えて、保護結界を使えるユーリエと睡眠時間をずらしておく
救助が来るまでみんなで頑張ろう

救助が来たら一安心だ
やっとリゲルの元に帰れる……

アドリブ歓迎