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ギルドスレッド

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laulaa

ひとつ

(ここは、近頃の彼女のお気に入り
 涼しげな風を感じる海辺。今は夜だから、少しだけ肌寒いけれど
 まだ歩くことに慣れてない彼女が、小休止にと訪れる場所)

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(涙を拭う少女を見つめ、大切な人を失ったという少女へと無意識の内に自分を重ねていた事に気が付き)
……ああ……そうか……キミは……。
(違和感が確信に変わり、僅かながら過去の記憶を思い出す)
キミを尊敬する。
過去と向き合って逃げ出さない、芯の強い子だ。僕なんかより、ずっと。
……僕が失くしたのも、誰か、大切な人だったと思う。
全部投げ出して、何もかも忘れようとしたのは自分自身なんだ。
「忘れる訳にはいかない」と、僕には言えなかったのだろうね。
(そう言う男の表情は穏やかで、どこか懐かしむような優しい声色だった)

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