青色に輝く洞窟。所々水没しており、その区間は広く長く深い。
水中は幻想的な迷路となっている。海と繋がっているのか、少し塩辛い。
地上からの入り口は意外に多く、突然冒険者と遭遇する事も。


【干渉可能な冒険場です】
【事前打ち合わせ無しのアドリブで、援助や共闘をどうぞ】

【陸場もあれば水場もある洞窟です】
【長い距離を潜らなければならない場所もあり、海種以外は道具や工夫がなければ厳しいかも】
【ピンチの人を助けてあげると喜ばれるかもしれません】

【一人で溺れたり力尽きた時は保養所に強制送還
（ギブアップの旨を表記し離脱をお願いします）】
【怪我は保養所でしっかり治しましょう】

（剣は今となっては命綱にもなりはしない
　ワイヤーの端を加えた馬が笑ったような気さえする。
　ここは、相手の領域。それで負けるなら、僕はそれまでだっただけ。
　心を落ち着け、ケルビーに引きずられるままの所を
　無理やりワイヤーを岩に引っ掛ける。
　軽すぎる体を、重くして。固定して。
　底へと連れて行かれないための処置は、これでいい。
　あとは空気がもつまでに、ここで、しとめる）

…………

（馬の攻撃は、単調だ。落ち着けば、できる。
　岩で引きずり込めなければ、こちらに走ってくる。わかってる。
　身体をずらして、刃を当てるだけでいい
　ケルビーの速度を利用して―ー…　

　ぷかりと浮くのは、ずぶ濡れの魔王と削れたケルビー）