その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

お、おさぼりと…いうわけでは…(ぷにぷにぃ)

ほんとにぃ？
ここら辺にそれが出てない？

で、でてません……っ！

ふむ。
じゃぁ、最近運動は？

そ、それは……

それは、いけないわねぇ？
その内子豚ちゃんになっちゃうわよー？

うっ……ぐ…

ふふふ……。
仕方ないわねぇ。
薔薇園に行こうと思うけれどもゆみも一緒にどうかしら？

あっ……は、はい…！一緒に…

当初計画ではお茶会と思ったけれども。
これなら薔薇園でおいかけっこかしらねぇー？

………へっ？

その方が運動でしょ？

わ、わざわざ…薔薇園まで来て……運動…？

迷宮だからねぇ。
良い感じになるわよ？

うっ……そんな…

化け物も簡単に用意できるしねぇ。

どんどん計画が……

と言うわけで薔薇園に行きましょ？

い、行きたいけど…行きたくなくなる…条件がズラリと……

じゃぁ普通のお茶会と見せ掛けて……

見せかけないで…ください…

えー？

えー……では…ないです…

仕方ないわねぇ。
では、普通のお茶会にしましょう。
我(わたし)手ずからお茶を淹れるわね。

あっ……ありがとう…ございます…

で、その後に運動ね。

あぅ……

体力つけないと、いざというとき動けないわよ？

う〜〜…それは……そうです…けど…

と言うわけで今日中にぷれかきましょか。

はい…わかりました…

ふむー。

どうか…されましたか…？

うん？
いえ。ちょっと思い付いただけよ？
おほほほほ。

………？

それよりも準備は大丈夫かしらー？

じ、準備……ですか…？

お茶会だもの。
準備が必要でしょう？

それは…確かに…

あとは、ゆみの服も都合した方が良いかしら？

服……ですか…

折角薔薇園を解放してるのだから、それなりの身なりで訪問した方が良くなくて？

そ、そう…ですね…

あら。
あまり乗り気ではない？

私…そういう……服とかは…疎くて…

そうなの？
なら、我(わたし)がある程度見繕いましょうか？

お、お願い…していいですか…？

ええ。勿論。
きせかえにんぎょ……いえ、素敵な服を用意して上げましょう。

………今…少し…変なことを…

そんなまさか。
ゆみは我(わたし)を疑うの？