その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

ほら、眠れなくなっちゃうから。

眠れなく……

おかしくはないでしょう？

そう…ですけど…

じゃぁ何も問題ないわね。

問題……ない…のでしょうか…？

問題ないのだわ。
最近は寒いしね？

そこには…同意します…
急に…冷え込みましたから…

ヒーターも油がたくさんあるわけでもないし。

それは…そうですが…

つまり合理的！

勢いで…誤魔化されませんよ…！？

えー？

えー…では…ないですよ…

じゃぁ、もふもふする。

うーん…それくらい…なら…

そしてでーとね。

あっ…はい……よろしく…お願いします…

……。

どうか…しましたか…？

おなかへったー。

何か作りますか…？

おねがいー。

リクエストは…ありますか…？

オムライス！

わかりました…
えっと……包むタイプと…割るタイプ…どちらがいい…というのも…ありますか…？

わるたいぷ？

えっと……半熟状態で…卵だけを型取って……それを…ご飯の上に乗せるんです…
そして…食べるときに…そのタマゴに切り込みを入れて……花を開くように…下のご飯を…包む……
こ、これで…伝わるでしょうか…？

そんなたべものが！

えっと……割ります…か…？

わるー。

わかりました…
簡単に…できますので…少し…待っていてくださいね…

わーい。

(キッチンで材料、道具、食器を用意)

……♪
(様子を眺めながら待ってる)

(まずはチキンライスをテキパキと)

ほうほう。

(簡単なものなので、あっという間にお皿に盛り付け)
(卵に少し隠し味を入れて溶き、バターをひいたフライパンにサッと流し)

もうすぐ…できますよ…

わくわく。

(流し込んだタマゴを手早くかき回し)
(フライパンを傾け、タマゴの形を整えていく)

……♪

(形が出来上がるとすぐにチキンライスの上に乗せ)
はい……お待たせしました…

わーい。

どうぞ…
横に切れ目を入れて……ご飯を包むように…広げてみて…ください…(オムライスと食器を置き)

ほうほう。切れ目をねー？
(待ってましたと、フォークを手にとって、スパンと切ってみる)

(トロッと半熟のタマゴが上下に開きチキンライスを包む)

おおー……すごい。
おいしそう！
いただきます！
(スプーンにもちかえて、すくう。そして一口)

ど、どう…ですか…？

うまい！
(目をキラキラさせて)

そ、そう…ですか…？よかった…
タマゴに…粉チーズを…混ぜたのですが…大丈夫…でしたか…？