その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

あむ……んむ…んむ…
おばあちゃん…ほどじゃないけど…上手く…できてる…かも…

うむ。
なら、美味しいと言うことよ。

……やっぱり…おばあちゃんには…敵わないなぁ…ふふっ…(ﾎﾞｿｯ)

……。……(優しげに見つめて)
ゆみは、帰りたいと思うことはあるの？

……？どこに…ですか…？

元の世界よ。

……あ、そうでした…ね…元の……
そういえば…私は…そういう立場…でした…
長く居たから…かな…？忘れて…いました…

あら……。
寂しさを感じてないなら安心したけれども。

元から…私は…居ても居なくても…一緒でしたから…

寂しいことを言うのね？

影が…薄かったのか…おばあちゃん以外は…私のこと…全然…気づいて…くれません…でしたから…
父も…母も…そのことで…よく…悩んで…いましたから…

それなら家族が心配してるのではないかしら？
急にいなくなって。

うぅん…そもそも…時間軸など…同じ…なのでしょうか…？
どちらにしても…私なんか…居なくても…

あー、まぁ、確かにそれはあるのか。
……とは言えよ。

まだそんな事を言ってるのねぇ。

えっ…？

私なんか居なくても……て

ぁぅ…でも…元の世界では…本当に…

ふむ。
まぁ、そちらの世界の事は我(わたし)も知らないしねぇ。これ以上は何ともいえないけれども。

おばあちゃんや…両親は…心配ですが……私は…一人暮らし…でしたから…

(肩をすくめて)まぁいいけれどもね。
ここではそうはいかないからね？

…？ど、どうして…でしょうか…

我(わたし)がゆみを一人にしないから。

あっ……ふ…ふふっ…
そう…でした……ふふふ…ありがとう…ございます…

むふん。
我(わたし)から離れるときは、我(わたし)の許可をとらないといけないんだから。

わかりました…そういうことが…あれば…その時は…

まぁ、許可を出すとは限らないけどね！

これは…難儀しそう…ですね…ふふっ…

うむ。
だから諦めて我(わたし)にもふもふされるといいのだわ！

ふふっ…わかり…ました…

じゃぁさっそくもふもふするわね！

わかりました…もふもふ…されます…

もふー(ゆみに抱きつきに行く)

よしよし…(抱きつかれながら)

なんだか、ゆみを久しぶりにもふもふした気がする。

そう…ですか…？
レジーナさんが…寂しんぼな…だけだったり…？ふふっ…

そんなことないのだわ。
そんなこと言うならむにむにの刑なのだわ？

違う…のですか…？

うむ。
違うのだわ。
ゆみはこうして可愛がらなきゃいけないのよ。

そ、それは…なんの…ルール…ですか…？

我(わたし)の決めたルールよ。
ふふん。

なるほど…レジーナさんの…特別ルール…なんですね…ふふっ…

むー。
何がおかしいのよー(もふー)

いえいえ…子供の頃……よく…自分ルール…なんて言って…無茶言ってる子が…いたな…と思って…

ふむ……。
…………。

我(わたし)が子供と同レベルだと言いたいのかしらー？
(むぅと)

そんなことは……ないですけど…
ただ…子どもみたいで…可愛いなぁ…って…

我(わたし)は可愛くないのだわ。
(もふもふ)

可愛いですよ…わがままな…小がk…いえ…子どもみたいで…(なでなで)

(撫でられながら)
むむむ。
子供扱いされてる気がする。

してないですよ…？
レジーナちゃんは…可愛いなって…思った…だけですから…(ちゃんに気づかず)