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劍爛舞刀~華麗なる闘技の園~

応接室

その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。

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むーん・・・・・・。
(ガックリ肩を落とし)
メランコリアのこれはこれで魅力的だけれど、ここまで反応が薄いと悲しくなってくるわねぇ。

記憶が不安定な状態でも自我を保っていられるのは、きっと生まれと成り立ちが人間とは違うからなのでしょうね、とふと今更ながらに思ったり。
・・・・・・流石に機械ではないもの。正確に記憶を記録は出来ないわね。
そういう意味では人間味があるけれど。

あぁ、以前聞いたわね。
血が呪具だって言うの。壮絶よね・・・・・・。

・・・・・・在り方が、停滞・・・・・・(ジーッとメランコリアを見て)

・・・・・・あら、新しいお客様ね。
お出迎えを。
(執事風の男が慇懃に扉を開けて、中へと招き入れようと)
ようこそ我が劇場へ。

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