邸の門戸は開かれ、玄関に入るとそこには名簿とペンが置かれている。

“未来の英雄達よ！記念すべき一歩をここに残していくとよい！”
――偉大なる幻想の貴族、エンヤス・ドゥルダーカ

●帳面に名前を書くとオリエンテーション参加となります。
●出身・備考欄も設けてあります（白紙可）。
簡単な自己紹介を書くとエンヤス公は喜びます。
●集められたサインは貴族的慣習に則り適正に使用されます。
（エンヤスが貴族の会合で旅人と仲良しアピールする為に使ったりします）

特に怪しい契約書が隠れていたりはしないので、気軽にサインをどうぞ。

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書き込みの例：
「ジョン・ドゥ……異世界、アメリカ出身。何でも屋、と」

＞アミーリア
自ら美少女と名乗るとは見上げた根性である！よろしい！
余はそういう子女、嫌いではないぞ！美少女には甘いのが余のモットーだからな！

＞イコ・セラエノ・ベルナード
ほう、ベルナード家の！（……後で名士録を確認せねば）
貴族に対する礼儀というものを弁えた良い子であるな！
ドレスもよく似合っておるし、裕福な家柄であるなら、益々よろしい。仲良くしようではないか！

＞高千穂
異国風情のある名前かと思えば、なんと神の末裔とな！
余は貴族らしく程々に信心深い方ではあるが、現世利益を確約してくれるなら宗旨変えも悪くないのである。

＞北斗
トドである！
……いやいや、海種であるな。トドではあるが。
何にせよ意思疎通のできる以上、余は敬意を持って未来の勇者に挨拶しよう。
ようこそ、ドゥルダーカ邸へ！