邸の門戸は開かれ、玄関に入るとそこには名簿とペンが置かれている。

“未来の英雄達よ！記念すべき一歩をここに残していくとよい！”
――偉大なる幻想の貴族、エンヤス・ドゥルダーカ

●帳面に名前を書くとオリエンテーション参加となります。
●出身・備考欄も設けてあります（白紙可）。
簡単な自己紹介を書くとエンヤス公は喜びます。
●集められたサインは貴族的慣習に則り適正に使用されます。
（エンヤスが貴族の会合で旅人と仲良しアピールする為に使ったりします）

特に怪しい契約書が隠れていたりはしないので、気軽にサインをどうぞ。

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書き込みの例：
「ジョン・ドゥ……異世界、アメリカ出身。何でも屋、と」

＞ブラックボックス
ひっおばけ！おばけ？……いや、０歳ならおばけでもないか。
異世界出身は本当に千差万別であるな。

＞イ・ドムーヌ・ファンケア
ひっおばけ！おば……さっきの者よりも少しは人間味があるのであるな！
貴君の興味を引きそうな話、ううむ。余は幻想から余り出ぬから、寧ろ話を聞きたい位である。
今後出歩くことも増えるであろうが、その時は土産話を楽しみにな？

＞ズルド
セバスチャン！魔種が出たのであるぞ！
いや、こうやって書き残せるだけの知性とここに引き合わせられるだけの運命を持つのであるからして、彼も座標に選ばれた者か。
しっかりと異世界出身と記述されておるし……部屋を物色された時は正直扉の後ろで縮み上がったのである。

＞ルーティエ
ほほう、踊り子にして傭兵！つまりはどちらも金で動く、実に話の分かるお嬢さんではないか。
折角来て貰ったのだし、今度街で出会ったら金子でも出さねばならぬな……