ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
宿屋【金色流れ星】
「まぁ!ようこそ兄様、お待ちしていました。さあさ、お上がりくださいな♪」
程なくして、先程手を振りあった人物が部屋の前へと訪れた。彼は彼女がこの世界で誰よりも慕っている兄的存在だ。
言うまでもなく、迎え入れた少女は嬉しそうに耳をパタつかせながらケーキを受け取り、テーブルの椅子を引いた。
「あぁ、座るよりもまずはコートをかけなくちゃよね!」
彼の格好を見て、慌ててハンガーを手渡す。その姿はいつもとは違ってどこかソワソワしているように映るだろう。
「今日はどんなお話が待ってるのかしら。本当に楽しみだわ!」
ちらりと少女が視線を移した先には既にケーキ皿とティーカップが並べてあり、お茶会の準備は万端といった様子。
「拙いだなんて、そんな事ないわ!お菓子作りは見栄えよりもこころが大切なのよ?」
兄様が心を込めて作ってくれたのは見なくともわかるんだから!なんて自信ありげに胸を張れば優しく微笑んで。
「ふふっ、わたしも早く兄様と一緒にケーキを食べてしまいたいわ!」
お話ばかりじゃケーキが可哀想だもの、ね?と無邪気にあどけてティーポットを傾けた。
程なくして、先程手を振りあった人物が部屋の前へと訪れた。彼は彼女がこの世界で誰よりも慕っている兄的存在だ。
言うまでもなく、迎え入れた少女は嬉しそうに耳をパタつかせながらケーキを受け取り、テーブルの椅子を引いた。
「あぁ、座るよりもまずはコートをかけなくちゃよね!」
彼の格好を見て、慌ててハンガーを手渡す。その姿はいつもとは違ってどこかソワソワしているように映るだろう。
「今日はどんなお話が待ってるのかしら。本当に楽しみだわ!」
ちらりと少女が視線を移した先には既にケーキ皿とティーカップが並べてあり、お茶会の準備は万端といった様子。
「拙いだなんて、そんな事ないわ!お菓子作りは見栄えよりもこころが大切なのよ?」
兄様が心を込めて作ってくれたのは見なくともわかるんだから!なんて自信ありげに胸を張れば優しく微笑んで。
「ふふっ、わたしも早く兄様と一緒にケーキを食べてしまいたいわ!」
お話ばかりじゃケーキが可哀想だもの、ね?と無邪気にあどけてティーポットを傾けた。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
テーブルとイス、シングルベッドが置かれており基本的な家具は一通り構成そろっている。また、テーブルの上にはちょっと上手な作りのカピバラさんのぬいぐるみがおいてある。