ああ、ごめんね。ちょっと暗いかな？
まぁ雰囲気雰囲気。
王座とは結構離れた場所だけど
ここではお話をする席…ってさせてもらうね。
魔王らしいこともしてない僕ですが
みなさんよろしくおねがいしまーす！

（室内には、テーブルとグラス、様々な椅子が置かれている）

また知らぬ顔が増えているな。なかなか盛況でよろしい。
我が名はフェルシュング・ニキシュマ・ハルファー。フェルシュングかハルファーと呼ぶが良い。
こちらの猛獣は我が僕アドラジェ。でかいニャンコだと思ってくれれば良い。
（挨拶するように「にゃあん」と猛獣は鳴いた）
絵姿がついた者もめでたい。

アドラジェのブラッシングきちんとしておるぞ！　そこなカタリナほど上手いとは言いがたいが…！
どんどん綺麗になっていくなアドラジェ…！　リボンまで…！　可愛いな！
（にゃんこは上機嫌に鳴いた。主は悔しがった）

風呂か…アドラジェは猫らしく水が苦手でな…。
（風呂はやだ！　とばかりに毛が逆立つ猛獣を一瞥し）
しかし洗わぬわけにもいかぬしなぁ。いずれ手を借りるかも知れぬ。
（猛獣はイヤイヤしている）

ふむ…だんだん追いつけなくなってきているな。会話の取りこぼしがあっても許してくれ。