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魔王神殿ズィンゲンレーゲル

レイン・ラディアの部屋

(一言でいうならば異質。
 豪奢な王座、神殿とはかけ離れた部屋。
 鳥かごが存在するが、鳥は存在せず
 とこにも通じない電話が1つ。
 机の上には、日記と万年筆。チョコレートが置いてある。
 ベッドにぽつんと古びたドラゴンのぬいぐるみがある
 ドラゴンにしては、その羽根は蝶のようだが…
 出入り口には、歯車とそれを回す取っ手。
 これを回すことで、ベッドに檻を下ろす仕組みとなっている。

 ―ーつまりここは、牢屋であった。)

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実はお姉さんなのであった。どやっ。
うん、遠慮なくどう…ぞ!?…それでいいの?
(抱きしめる手に手を当てて、見上げる高さかな。見上げて問う。)

正直想定外だったね、お互い
別に、いいんだよ?僕の思い出は、人である限りは避けて通れない道だから
それに、どちらかの死別って言う現実問題もある。
僕が先に死んだら、ちゃんと次の、愛しい人を探してよね?
守るけれど、それでも、駄目だった時は。
……僕は、先立たれても君のものだから。やくそく。
勿論、僕で最後は……うれしいよ。

混浴については……い、いや、そうでもないというか
こう、恋愛感情を意識し出すとあちこち恥ずかしい。
見るのもちょっと、恥ずかしい気がする。
水着見て、大丈夫だった…?似合う似合わないの問題じゃなくて…

って、……きーてる? もー。
(顎のっけられてるので、くいくいとカタリナ君の服の端を引っ張って問う)

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