美少女が戦士として初めに教わることは切腹の作法である。
――美少女の生態・第一章より抜粋――


吾共、美少女のみならず、イレギュラーズとは罪を抱えるものである。
見るがいい、己のステシの右側真ん中あたりを。
口調の下と、弱点の上を。
吾共は罪にまみれて生きているのである。

そういう訳で、己の罪を雪ぐ場を作った次第である。
この場にて己が魂を天秤にかけ、罪深きものは腹を召して罪業に報いるがよかろう。


■あそびかた
・ダイスを振ります
・50以上が出たら切腹してください。
・50未満はセーフです。存分に罪を重ねましょう。

鶏肉はヘルシーだからいくら食べても0カロリー！そういうことであるな！！！

あぶなーーー！！！　あぶなーーーー！！！
なんやここ怖っ　こわーーーー！！！

あ。
……士道不覚悟やっぱダメ？

だが、俺はまだ、セップクの、境地に、いたっていない。

（真っ白い腹に白木の鞘の短刀が深々とめり込み横一文字に以下略。）
（なんかめっちゃピンクい血を流して倒れる）

うん、仕方ないよね。だって私子供だもん。
我慢なんてできないし、欲しいものはぜーんぶ欲しいの。
私悪いコじゃないよ？いいコだよ？

でも女の子だからせーふっ！
じゅうななさい女の子だからせーふっ！
やれやれナイフの先っぽがおへそに食込む所でしたねっ！
（茣蓙から降りて、脱いでいた上着を着なおす）

本能でちからね。

まあ、腹切ったら直せないからね

(白装束でピンと背筋を伸ばして正座して)
髪乱し 喧嘩喧嘩の美少女道 最後に見たや レオン殿の切腹
(流れるような動作で腹を十字に掻き切り、そして……

思いのほか軽い音がして、椿の花が落ちた)

むぅん！！
（白鞘が腹に刺さり、火花を散し、オイルを垂れ流す）

ぐふぅ……今夜は切腹ギフト
（腹に手を突っ込み、機械部品を引き出しつつ）
くわぁああああああああっ！！！
（恍惚な表情で果てた）

（言い終えるが速いか、自らに口封じするかのように気合いを入れた切腹の効果音）
（子気味いい音の後、俯せに倒れる骸）
（罪は罪　罪には死を以て贖わなければならない）

（その表情は……言うなれば「てへぺろ」なるものだった）

（そもそも猫はいつだってかわいいからいつだって無罪である。落とすようなところに置いた者がわるいと居直る顔。）

（毛氈の上に座り、短刀を手に取って生白い腹に深々と突き刺し横一文字に、続いて縦一文字に切り裂く。）
（鬼気迫る形相で、食いしばった歯の隙間から磨り潰したような呻き声だけ上げ、暫く姿勢を保っていたがそのうちばったりと倒れ込む。）
（赤い毛氈と黒いセーラー服の中で汚れた手ばかりが目立っていて、そこにしんしんと降る雪がやがて血痕と倒れた姿だけを浮き立たせた。きっとそれも雪が深まるにつれすぐ見えなくなる……）

許された気がする

はい、納得はしていません。

クククッ、真実を知るのもまた罪という事か……。
（粛々と長髪をツインテにする。これは介錯人に対して首が見えやすいようにする配慮である。これはツインテ派の美少女は切腹する覚悟があるという事を示すためにツインテに拘るのだとも言われている論拠でもある。）
（それから楚々とした動作で座すと扇子でも持ち上げるような何気ない動作で短刀を持ち上げ……）
（直後に肉を刺す音、えぐる音）

（後には抗議を示す様に投げ出された短刀と、それに向かって投げつけられた中身が散らばっている……。）

おーおー。おさわりOKとは気がきくやん！
これからも頑張りやー

身の程知らずもまた罪、か……
（正座し、小さな体へと刃を突き立て、それを真一文字に―――その先は語るまでもないだろう）

いいじゃねえかよ、許せよ。

ふふっ……私はまだ、美少女の域にも達していない……という事なのかしら……！
（腹部にドスを突き立て、力一杯一文字に切り裂いた所で顔面から崩れ落ちた）