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異世界歴史学研究調査事務所

応接室の日常

 外面を整えまくっている異世界歴史学研究調査事務所だが、その実その取り繕った立派さを発揮する事は滅多にない。何故ならそれを利用する立場にある男が非常に面倒臭がりであり投げ遣りだからだ。
 例えば、己の伝記を書かせるのに大枚をはたきそうな金持ちの上客であれば、男は部屋を改めて整え、不精髭を剃り、髪の毛をキッチリ撫でつけて出迎えるだろう。
 だがそう言った上物の依頼客は事前の予約が必須としている。『忙しい≒凄い繁盛してますよ』アピールをする為にもそこは徹底しているし、そもそもそう言う類の客は普通事前に連絡か人を寄越すのでどの道飛び込みはほぼあり得ない。

 よって、平時の応接室はつまり、男にとってはのんべんだらりだらけるための休憩スペースに他ならないのである。

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……ああ、まあ、ねえ。
(少し気まずそうに不精髭を摘み、ブチリと抜いて)
詩的って言うか、語りに関しちゃ上手だって褒められた事があるしな。
素質ってのが多少はあるんだろうさ。

しかし……うーん。そうか。そうだなあ……
確かに旅人は色々だ。オールドワンをぶっちぎって鉄の塊だったりする奴もいれば、逆に霧か霞見たいなやつもいる。て言うか自分は死人だ亡霊だなんて言う奴もいる。実際半透明だったりするし。…それに比べれば、突き抜けてデカいって事程度は或いは寧ろ些事なのかも……知れない。か?

ただ、すまん。流石にナチュラルにこの世界自体よりも遙かに大きいサイズだった旅人は初めてでね。戸惑った。と言うか正直未だ戸惑っている。今現在の君の姿がその可愛らしい少女だって事のギャップも込みでな。

(眉間に手をやり少し考えて)
……んー、しかし。なるほど。伝記の題材としては良いな。突き抜けて個性的だし。

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