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異世界歴史学研究調査事務所
(入り口のドアをノックして、間髪入れず開く。ドアの向こうには、胸を張って立つ少女)
もし、良いだろうか。こちらに旅人の過去を記述してくれる者がいると聞いたのだ。ひとつ、わたしについて書いてくれるだろうか。
(口にした煙草と、なにやら呟く声を聞いて)
ああ、礼拝の類の最中であったか?ならば出直そう。
もし、良いだろうか。こちらに旅人の過去を記述してくれる者がいると聞いたのだ。ひとつ、わたしについて書いてくれるだろうか。
(口にした煙草と、なにやら呟く声を聞いて)
ああ、礼拝の類の最中であったか?ならば出直そう。
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例えば、己の伝記を書かせるのに大枚をはたきそうな金持ちの上客であれば、男は部屋を改めて整え、不精髭を剃り、髪の毛をキッチリ撫でつけて出迎えるだろう。
だがそう言った上物の依頼客は事前の予約が必須としている。『忙しい≒凄い繁盛してますよ』アピールをする為にもそこは徹底しているし、そもそもそう言う類の客は普通事前に連絡か人を寄越すのでどの道飛び込みはほぼあり得ない。
よって、平時の応接室はつまり、男にとってはのんべんだらりだらけるための休憩スペースに他ならないのである。