PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

異世界歴史学研究調査事務所

応接室の日常3

 外面ばかり整えている異世界歴史学研究調査事務所だが、その実その取り繕った立派さを発揮する事は滅多にない。何故ならそれを利用する立場にある男が非常に面倒臭がりであり投げ遣りだからだ。
 例えば、己の伝記を書かせるのに大枚をはたきそうな金持ちの上客であれば、男は部屋を改めて整え、不精髭を剃り、髪の毛をキッチリ撫でつけて出迎えるだろう。
 だがそう言った上物の依頼客は事前の予約を必須としている。『忙しい≒凄い繁盛してますよ』アピールをする為にもそこは徹底しているし、そもそもそう言う類の客は普通事前に連絡か人を寄越すのでどの道飛び込みはほぼあり得ない。

 よって、平時の応接室はつまり、男や男に近しい者にとってはのんべんだらりだらけるための休憩スペースに他ならないのである。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
…………なるほど(※物凄く平坦で乾いた声)
飲み比べ大会か……そうか。そこで優勝したのか。君が。
そうか……(※物凄く圧縮した上で絞り出したような声)
それはその、さぞ唖然とした顔をしていたろうな。目に浮かぶよ。
……かわいそうに(※物凄く投げ遣りで他人事感溢れる声)


ああなるほど、此処に置いていく訳か。それなら……
(余りに普通に言われたため思わず普通に受け答えしかけて)

……ってちょっと待てええい!?
いやバレるのはそうだと思うがねそりゃそうだろうがね!?
今度こそと言う言い方に君が今まで何度そのレベルの遣らかしをして来たのかが透けて見える気もするがしかしうちは物置じゃないって言うか酒樽が鎮座している応接室ってどんなシュールなってちょおおお暴れた方がだとスムーズに話が婉曲な脅しに移行していないかな君!?
(酸素が足らなくなってゼーハーと息継ぎ)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM