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異世界歴史学研究調査事務所

応接室の日常3

 外面ばかり整えている異世界歴史学研究調査事務所だが、その実その取り繕った立派さを発揮する事は滅多にない。何故ならそれを利用する立場にある男が非常に面倒臭がりであり投げ遣りだからだ。
 例えば、己の伝記を書かせるのに大枚をはたきそうな金持ちの上客であれば、男は部屋を改めて整え、不精髭を剃り、髪の毛をキッチリ撫でつけて出迎えるだろう。
 だがそう言った上物の依頼客は事前の予約を必須としている。『忙しい≒凄い繁盛してますよ』アピールをする為にもそこは徹底しているし、そもそもそう言う類の客は普通事前に連絡か人を寄越すのでどの道飛び込みはほぼあり得ない。

 よって、平時の応接室はつまり、男や男に近しい者にとってはのんべんだらりだらけるための休憩スペースに他ならないのである。

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……

……ぬぐ……ぐ……

……ああ! もう本当に君は凄いな!?
(勿論の事抵抗は長続きせず。結局新聞をパシンと下ろして立ち上がるメンタルの弱い中年)

と言うかそのアルコール類はまさか持参か!?
聖職者と一括りに言っても色々居るのは知っているが、それにしてもハイエンド過ぎる気がしてならんのだが……!(文句(だか何だか)を言いつつもツカツカ戸棚に歩んで引き出しの一つを開けて)
ふむ……チーズと烏賊の干物。後、旅人の協力で再現実験をした『ツナピコ』の試作資料の残りがあるな。……乾き物棚はそろそろ補充時か。

まあ良い。兎も角どれが良……(振り返って聞こうとして、言葉を止めて)

……(全部って言いそうな気がした)

ああ、ええと、どれが良い?(でも結局聞く)

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