ギルドスレッド
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異世界歴史学研究調査事務所
(入室して来た来客に少し笑って)
なるほど、俺の耳も今日はちゃんとした仕事をしていたらしい。
やあ、いらっしゃい。
調子かね? 御蔭さまで今はもうすっかり良好だとも。
何せ麗しのご婦人の来訪だ。流石の俺も、それで調子を上げずにいられるほど未だ枯れ切っちゃちゃいない(冗談めかして笑い、芝居がかった仕草で肩を竦める)
そちらこそ元気そうで何よりだミズ・カタリヤ。
大したお構いも出来ないが、歓迎するよ。
なるほど、俺の耳も今日はちゃんとした仕事をしていたらしい。
やあ、いらっしゃい。
調子かね? 御蔭さまで今はもうすっかり良好だとも。
何せ麗しのご婦人の来訪だ。流石の俺も、それで調子を上げずにいられるほど未だ枯れ切っちゃちゃいない(冗談めかして笑い、芝居がかった仕草で肩を竦める)
そちらこそ元気そうで何よりだミズ・カタリヤ。
大したお構いも出来ないが、歓迎するよ。
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例えば、己の伝記を書かせるのに大枚をはたきそうな金持ちの上客であれば、男は部屋を改めて整え、不精髭を剃り、髪の毛をキッチリ撫でつけて出迎えるだろう。
だがそう言った上物の依頼客は事前の予約が必須としている。『忙しい≒凄い繁盛してますよ』アピールをする為にもそこは徹底しているし、そもそもそう言う類の客は普通事前に連絡か人を寄越すのでどの道飛び込みはほぼあり得ない。
よって、平時の応接室はつまり、男や男に近しい者にとってはのんべんだらりだらけるための休憩スペースに他ならないのである。