ギルドスレッド
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遥か夏のカプリチオ
あいあい、よろしくっすねー!しかし続きが見れないってのが残念っすけど、そこはまたってことでー!
しかし、何十回も噴火しているというあたり賭けとしては成立しそうではあるっすねー。敗北の代価が重たすぎる以外は面白い賭けっすね
しかし、何十回も噴火しているというあたり賭けとしては成立しそうではあるっすねー。敗北の代価が重たすぎる以外は面白い賭けっすね
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「あぁ、良いぜ。ま、聞くまでもないけどな」
そういうとニコラスは不敵に笑う。
テーブルの対面にはこれもまたいつもどおりの笑みを浮かべるフニクリがいる。
テーブルにはコインが1枚だけ置かれていた。
人間が二人に、コインが一枚。状況はとてもシンプルだが、これから行われるのは、紛れもない真剣勝負である。
「今からコインを弾く。宙にある間に裏か表か答えてもらう。無回答の場合は降りた(ドロップ)とみなされる」
フニクリはよどみなく言葉を紡ぐ。きっと何度もしてきた説明なのだろう。
「そして、君が勝った場合……」
指をパチンと鳴らす。控えていたアシスタントがフニクリの背後に置かれていたもの、それに賭けられていた布を取り去る。
顕になったそれの正体は、ガラスケースに入れられた大振りな赤い宝石である。
「『邪神の涙』。呪われた宝石だなんだと言われているけども、この大きさのルビーだ、価値は計り知れない。これが君のものだ」
ヒュゥ、とニコラスは思わず口笛を吹く。コイントスなんてギャンブルとしては初歩も初歩、遊びのようなものだ。それに、こんなものを賭けて(べっと)くるとは、このフニクリという人物はネジが外れているに違いない。
「そして、君が負けた場合だけど」
「あぁ、覚悟はしてるぜ」
見返りが大きい分、リスクも大きい。ギャンブラーとして、そんなことは前提に過ぎない。だからこの勝負に置いても、ニコラスはそのリスクを受け入れて、
「その場合は今君が座ってるとこの床が抜けてオオタピオカの飼育プールに落ちて生命の神秘を目撃することになるから」
「何て??????」
「じゃあ始めようか」
「待ってくれ、せめてちゃんと説明を……ッ!!」
そして賽は投げられた。コインだけど。
というわけで今回の入団者。
『博徒』ニコラス・コルゥ・ハイド
さんでーす。
ギャンブル、良いよね。
ギャンブルを嗜むだけでちょいワルが演出できますからね。かくいう私も昔は鳴らしたものでね。
アイスの10連続といえば地元ではちょっとした伝説ですよ。
お腹は壊しました。
そんな感じ。
では以後よろしく。