店内の一角に、様々な色の生地が詰まれた机が配されている。
見たところそれは裁縫の際に余った生地のようだ。
その隣には、一冊のノートが置かれている。

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本日はご来店いただきありがとうございます。
ギルド・ローレットの方から、オリエンテーションのお知らせがございましたので、来ていただいた方には記念品をお渡ししたいと存じます。
以下に
【1】お名前
【2】好きなもの/こと
【3】好きな言葉
【4】何か一言
を書き込んでいただければ、後日、お客様に合いそうな色をこちらで判断し、簡単な記念品を作ってお送りいたします。

あくまでこちらで勝手に判断するものですので、お客様の気に入る色でない可能性もあることはご了承ください。
また、記念品は余り物の生地で作りますので、大層なものではないこともご承知おきください。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―オフェリア

※作業時間の都合上、記念品の送付には暫く時間がかかります。
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洋服……か。オレがオレとして変化した時からこの服だったからあまり気にしたことも無かったなぁ。

【1】空下・莉兎って言うんだ。
【2】物語！どちらかと言うと語る側かな？
【3】語り手からすると、やっぱり好きな言葉は「めでたしめでたし」だね！
【4】本を語り聞かせるのって、割と人目がつくんだよな……これから此処に服を仕立ててもらうことになるかもね、その時はよろしく！