お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

……うん、そうね。流石のちなみさんもこの字面はどうかとちょっと思ってたわ。
兎も角道の外なんだからきっと獣道も無いと思うわあ。純度１００%の未開の森！

呪いも祝福も、呪詛も言祝ぎも根本は同じ。
んー……表裏一体？　それとも二元論。いや、根元で一体化ってことかしら。
……うーん……なーるーほーどー……
なんとなく分かった様な気がするけどやっぱ難しい！（キリッ）

（少し首を傾げて記憶を漁る仕草をして）
えーと、そうねー、確か天変地異とか疫病とかねー。
記憶飛んでから、身体を安定させれるまでろくに動けないし、暇だったから、そう言う調べものとかオタク趣味ばっかりに腐心してたのよねー。

ただ、生前から呪術師とかって言うより、死んで怨霊になってから有り余る恨みで呪いパワー大爆発。って感じね。
例えていうなら技術や知識はサッパリ無いけど魔力だけは通常の１００倍あるチートな子がイヤボーンで大爆発！　大惨事！　みたいな感じ？