お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

そーねそーね悪運は強いわよー！
寧ろ多分きっと悪運だけで馬鹿みたいに長生きしたタイプよちなみさんてば。
憶えてはいないんだけど、でも絶対そうだって信じてるわ！
（自信満々）

あ、やっぱり呪いって減衰はするの？
まーしなかったらしなかったで一生不能でも生きてけないって事は……
（言葉を止め、顎辺りに人差し指を当てて少し考え込み）
……人によるかもね！
ま、でもどうしても辛かったらそれはそれで然るべき術者の人とかに相談するわよね！　多分！

うーん、何それ民家に押し入ってタンス漁る勇者の人見たい……
ちょっと楽しそうだけども。
（コホンと咳払い）

お薬なんて飲んでません！
ただちょっとこんなにちなみさんと世の中の人達で意識の差はあるとは思わなかった―的なビターなリアルがあるだけよ！　よってその辺りは見なかった事にします（キリッ）