お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

そねそね、置いといちゃいましょ。
別に隠してるわけじゃないんだけど、話してると日が暮れるのよねー！
いえーいちなみさんの生い立ち無駄にややこしー！（理由不明のサムアップ）

（触れた手は、プニプニと意外と弾力がある。ただ指先に一定以上の力を入れればアッサリぞぶりと内に入るだろう。文字通り丁度自立可能な程度に固体化したスライム位の感触である）

首は取れないわよー。多分。
あ、ああ、音って関節の音か。ごめん気のせいじゃないわー。
形が安定してる間もねー、ちょっとウッカリ可動範囲を超えた動きをしちゃうとねー
なんか、こう、鳴るのよねー。色々マズそうな音が。関節から。
こわいわー（他人事感）

それはそーと、んふふふー。たまにで済むと良いわねー。
（悪戯っぽく笑う）