お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

あーそーねえ。
ハーモニアの形質素材だけ延々取り続けたらひょっとしたら耳位は尖るかもねー。
ま、でも、痩せても枯れても溶けても崩れたもちなみさんは一応『元人間』だからー。組み合わせた結果の形は喪っても人間だった頃の情報自体は残ってるみたいでねー。形質さえ補充すれば勝手に大元の、魔道に入る前のちなみさんの形に近づく見たいねー
（クニョーンと両頬を引っ張って見せながら笑う。尚、ちなみに矢張り通常の人間ではちょっとあり得ない位には伸びてる）

獣はケモノでねー、そのシンプルさが素敵な所もあるとは思うけどねー。
植物もねー。その静かさが優しく感じる時もあるけどねー。
でもそーね。
やっぱり人間が一番素敵だとちなみさんも思うわあ（にへへー）


ん？　バルちゃんお話相手少ないの？　意外ねえ……
（首をグニッと傾げた）