お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

ユーモラスで愉快……
概ね同じ意味なのに何だか褒められてる気がする！　不思議！
……え、今なんか鰻見たいな動きしなかった？　ねえ。何か無闇と理不尽に柔軟かつ滑らかな動きしなかった？　ね、ねえ？

（閑話休題）

そりゃー詳しいわよー。だってちなみさん、この世界の種族については来て一番最初に調べたもの。ちなみさんの身体的に『人』に分類できる生き物がどれ位いるかが先ず死活問題だーからー
ま、それはともかくバルちゃんはハーモニアなのね。……んー、年に頓着しないのは好き好きなんじゃない？　１０年生きようが１０００年生きようが変わんない人は全然変わんないもの。特に根拠はないけど感覚的にそう思うわー

（腕組みしてグイと首を傾げ）
そっかー。じゅじちぢゅ的に分かるかー。分かっちゃうのねー
えーとちなみさんはねえ、元人間よ。それで元魔法的種族でー、今外道。
（腕を解いて右手をフルフル振れば、それはグニョリと変形し無形と化す）