お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

おやァ。ちょっと溜まってますねェ。存外物好きがいた様子で…(小屋から少し離して置いてあるソレを覗き込んではぼやく、)

まァ、物足りませんがまだ日数はあるから、いけるかな…っと

おや、水が足りないと？贅沢ですねェ、少しお待ちなさい(考え事も適当に、聞こえた声の方を見向いては、草花相手に大袈裟にジェスチャー付けて問答して)