お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

角を削った粉は漢方よね。カンポー！　アチョー！（違う）
うーん、すごい。そう考えると使えない所なしって感じねー
でもでも、ちなみさん前から思ってたんだけど、兎の足の幸運のお守りって兎さんの怨念篭ってそう！

そーね、年一回なんだしって事でもういっそそう言う日って事にしてねー。寧ろ祭日にしてお祭りにしちゃったり。皆で踊って、転んだり指をぶつけたりしたら『上がり』でー、その時派手な感じだった人ほど今年は幸運！　見たいなねー
……って、こうゆのもある意味『祀り上げ』の一種かしらー（首傾げ）

煙管で？
この煙管で何を吸ってるかって！？

ンッフッフー。よくぞ聞いてくれました！（おもむろにスカジャンのポケットから何やら取り出し、煙管にギュッギュと詰め、マッチで火をつける）

見るがよいー！
（程なく煙管から火花が上がる。パチパチパチと音を立てて赤や緑に変色して行く火花はまるで花火……と言うか、明らかに花火そのものである）