お客様待合室なんて、そんなものがあるはずがなかった

畑作業の休憩の為、良き日和の昼寝の為、小屋の外の小道に沿ってベンチが一つ置いてある。
横になるには十分なので、ガタイしだいでは五人くらい座れるだろうか。そんなに人が座ったことなどないけれど

ギルドの連絡も、買い物も、呪術相談も、そもそも少ない知人でも、モノで溢れた小屋の中では狭すぎる。もてなすスペースなど無いが故に、交流の場はもっぱらそこだ。
むしろ立ち話で済ますことすらよくあるが故に、ていれなぞもしないが故に、多少のささくれは気にするべきではないのだと

つまり、なんだ

RP向け雑談スペース(庭)

道の最後はそりゃあ最期よー。そんな物よね。
（にへへーと笑う）

乗馬経験……無いわね。……そこも先ずは訓練かあ……
いや、もしかして記憶が飛ぶ前に経験があってそれが身体に沁みついてたりすれば少しは覚えが早くなるかも……！？　す、少しは……（儚い期待）

あー、衣食住と欲求かあ……まあ、そうね。
確かにそれが揃ってれば問題はないのね。後は何か在宅ワークが出来れば完璧か。
そう考えると、あの世界は大抵、良くも悪くも文化が極まりつつあったのかもかもね。
（カリカリ首の横を掻きながらしみじみ）