ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
潮騒の従者斡旋所
おや、姫様。お待たせしてしまい申し訳ありません。
まあ普段はここまでするところではないのですけれど、今日は特別ですもの。
(姫様の椅子を通常の椅子に固定させる作業から、ようやく顔を上げて)
ではそうですね……銀食器を並べていただいてもよろしいですか?
重いようであれば決してご無理はなさいませぬよう。
まあ普段はここまでするところではないのですけれど、今日は特別ですもの。
(姫様の椅子を通常の椅子に固定させる作業から、ようやく顔を上げて)
ではそうですね……銀食器を並べていただいてもよろしいですか?
重いようであれば決してご無理はなさいませぬよう。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
似た色で固まる瓶もあれば、漬けられた果実の色を思わせる瓶もあり。
中でも店主が手に取ったそれは、光の色を蜜へと変えて、琥珀を思わせる美しさだったのを覚えている。
中に、なにかを閉じ込めているのが本当に琥珀のようだと。
飲む前に言う冗談ではないと、あの時の私は笑ったと思う。
……お酒の瓶を机に追いた従者は、唐突にそんな昔のことを思い出したのでした。