PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

潮騒の従者斡旋所

酒に対ては当に歌うべし

標本のように、棚に並ぶ瓶を見ていた。

似た色で固まる瓶もあれば、漬けられた果実の色を思わせる瓶もあり。

中でも店主が手に取ったそれは、光の色を蜜へと変えて、琥珀を思わせる美しさだったのを覚えている。

中に、なにかを閉じ込めているのが本当に琥珀のようだと。

飲む前に言う冗談ではないと、あの時の私は笑ったと思う。


……お酒の瓶を机に追いた従者は、唐突にそんな昔のことを思い出したのでした。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(わくわく、うきうき。そういう感情を、お姫様は学びつつあります)
(心の臓が高鳴る代わりに、並べられるグラス達を眺めて、きりきりと歯車の音を鳴らして)

これが、お酒を飲むための場というものなのね。
なんだかとっても、大人という感じがするわ。
(……という発言をするのが、内面が未成熟な証左やもしれませんが)
ねえ、レモラ。わたしにも、手伝えることはあるかしら。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM