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ギルドスレッド

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潮騒の従者斡旋所

レモネード・スタンド

屋敷の前、道沿いにテーブルひとつ。

【lemonade】

テーブルには、置かれたカップと積まれた黄色の果実たち。
テーブルの向こうでは、椅子に寝そべる海種が一人。

「如何ですか、一杯?」

眠そうな目を擦りながら、彼女は伸びをして起き上がった。


※春先のとある一日を舞台にしたRP気味の雑談スレッドです。
※Remoraがレモネードを売って小遣い稼ぎをしています。
※何方でも、何人でもご自由に。

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僕の父さんと母さんは、傭兵なんだ。
けれど、僕にはいちども剣を触らせてくれなかった。

(隙を見て手を伸ばしたものならこっ酷く叱られたものだと、楽しげに)

これは父さん母さんと離れてから気付いたことなのだけれど……ふふ、わらわないでね。
僕、このせかいに降り立って。はじめて武器を手にした日の夜は、うれしくて眠れないほどだったのに。
いざ戦いに挑んだら。急に怖くなって、足が竦んじゃったんだ。

(そして知った。彼らは触らせなかったのではない。『触らなくても良いように』娘を育ててきたのだ)
(好んで同じ轍を歩む必要は無い。色鮮やかな景色を見聞きして、望む道を歩めるように、と)
(土壇場になって使えるようになった魔術。躓き乍らも踏み出せた、はじめのいっぽ。其れは、そう、)

僕がこのせかいに呼ばれた理由。其れは必ずしも『いいこと』ばかりじゃないとは思ってる。
それでも。このせかいがなくなってしまったら、それこそ帰り道を見失ってしまうから。

(乗り掛かった船だ。どうせなら辛抱では無く、楽しみ乍ら過ごしていたいのだと、笑って)

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