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商人ギルド・サヨナキドリ

【誰でも】雑談場所5

花畑広がる原っぱに、鬱蒼と茂る森の奥に、街の路地裏に、海辺の洞窟の中に、その店は在る。縁があるなら、必要だと思った時にあなたはここに来る事ができるはずだ。

外観は二階建ての大きなレンガハウス。店の機能を持っている一階には商品陳列棚、カウンター、後は数人が談笑できる程度のテーブルと椅子が何セットか置いてある。

カウンターに置いてある椅子に座っているソレは笑って言った。

「いらっしゃい、何処でもないドコかへ。誰でもおいで。何か買いたければカウンターへ向かうといい。急ぎじゃないコは万色の“世間話”をしようじゃないか。ヒヒヒヒヒ……」

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『寂しい鯨は、歌を歌い続けます』
『月の夜も、月のない夜も、魔法の力が無くても構わずに、誰か来てくれないかと歌います』
『毎晩歌い続ける鯨に、ある日、声が届きました』
『「やあやあ、鯨くん。随分歌っているんだね。でも、君の歌はもうお友達を呼べないよ」』
『それは、大きな鯨よりもっと大きな、まんまるの月でした。』
『月の力を借りた魔法の歌は、力が足りないときもずぅっとずぅっと歌い続けることで、とうとう月にまで届いたのです』
『それから、大きな鯨と大きな大きな月は、お話をしました。』
『とっても寂しくて、お友達を呼ぶ歌を教えてもらったこと。だけど、今は誰も来てくれないこと』
『それを聞いた月は言いました。「それならば、これからはわたしが会いに来てあげよう」』
『「わたしは君より大きいから、君に飲み込まれてしまうことはない」』
『「ただし、わたしはとても大きいから、他のみんなが驚かないように、30日に一度だけ」』
『「君に会う日を間違えないように、29日の間、歌を歌っておくれ。わたしが来た日は歌わずにお話をしよう」』
『大層喜んだ鯨は、月と約束して、29日間歌を歌うようになりました。魔法の力のない、優しい歌です』
『鯨の歌が響かない30日目の夜は、月がいつもより大きなまぁるい姿を見せるようになりました』
『みんなは、その月の光で満たされる日を、「満月」と呼ぶようになりました』
『鯨は、29日のちょっぴり寂しい気持ちと、1日だけの、けれどとても楽しい気持ちで満たされるようになりました』

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