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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

夜宙のテウルギア

それは何処か儚く、毒の様に甘やかな、そんなひと時。

満天の星空の下に美しいテーブルと椅子、茶器が出されている。

武器商人
アレックス=E=フォルカス
のお噺

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(茶器にゆっくり湯を注ぎながら、客人が此処へ繋がるのを待っている)
……おや、待たせてしまったか。麗しの銀の君(宙を泳ぐオルカに腰掛けやってくる。降りてひとなでするとソレは虚空へ消えた)

……うん、貴様の場はとても心地よいな(席に着くと星空を見上げて)
だぁめ、ソレを呼んでいいのは1人だけ。…此度のは悪気が無いから許してあげる。

(くすくす…と笑んで、湯の入ったポットを置く。透明なポットの中で暖かな茶褐色の液体の中を、フワンと大振りの花が舞う)

なかなかに美しかろう、此処。小鳥も気に入りでね。
おやおや。それは気をつけよう……ふふ、怖い森に喰われてしまいそうだ。ああ、哀れな私に貴様の呼び名をおくれよ。寒くて凍えてしまう前に……(くす、と笑って。置かれたポットから香る芳醇な香りに自然目じりが下がった)

ふふ、私も気に入った。これを見れただけでも貴様との出会いに感謝しよう……(ニコニコと)
さて、何がよかろうね。銀の月、白薔薇の隠者、御伽噺の魔法使い、名も無き悪魔、武器商人………どう観測する?(くすくす…)
ありのままを見て欲しいとでも?ふ。どう見るか、か。生娘のようなことを言いおる、愛い(ふと、眼が透き通る。キラキラと輝くそれは貴方を興味深そうに覗き込んでいた)

では名も無き悪魔と。嗚呼、悪魔に魅入られ堕ちた私にはピッタリではないかね?銀の悪魔よ。貴様は私をどう見るのだ(クスクス笑い返して茶を含み。その香りと温かさにリラックスしている)
しかたなかろ?本質的な情報が欠けているのだから。ん……やはりキミのその瞳はとても綺麗だね。欲しい。

(前髪の隙間から菫色の瞳をとろりと蕩けさせて微笑む。それからゆっくりと自分も茶を口にして。上等な烏龍茶の砂糖に依らないほのかな甘さと香ばしい風味。それから茶の中で咲いた華の香りが移ってふんわりと香る)

愛執の獣、またはニンゲン。あるいは我が同類にして天敵でもいいけど。そうだね、やはり愛すべき隣人が相応しかろ。
……ふ。ならば確かに、ああ、仕方あるまい。貴様も難儀よの……なんだ、この目が欲しいのか?ふふ、悪趣味な悪魔め(蕩けるような微笑みで目を細め)

(茶と夜空。そして美しき相手。星の光は螺鈿のごとく輝き茶の香りはそれを彩る。しかしてそれらが飾るはその主……銀の悪魔。久しぶりに落ち着いた茶会だと思いつつ再び口に運んだ)

愛すべき隣人。貴様がそうあれかしと定義したのであれば……嗚呼、そうさな。私は貴様の良き隣人であろう。向かい合うでもなく、付き従うでもなく。貴様の横に在ろう。ふふ、道を共にしていられることを願うよ
うン、欲しい。我(アタシ)は"強欲"だからね。(じぃ、と逆に相手の瞳を覗き込んで)

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