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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【1:1】2階一室・勉強部屋にて2

さて、かの青年を弟子として迎え幾ばくかの時間が流れた。
成果はどれほどのものか、少し覗いてみるとしよう。

武器商人(p3p001107)
上谷・零(p3p0002770)

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よろしい、なんとかサマになったね。じゃあ次は身体強化だ。落ち着いて、無理はせず、扱える範囲で最大限を。できるね?
ほっ…(安心)…身体強化、だな…!扱える範囲で最大限、なら…!(三拍子を刻むように、何時ものやり方で…そして最大限の身体強化を発動させる―――!)…‥‥ふぅ・・これなら…どうだろ……?
(じぃ……と暫く教え子を上から下まで見た後に軽く頷き)
ヒヒ……じゃあ次から難易度が上がるよ?

出力した魔力に触れながら身体の内の強化魔術に意識を向ける。
今回の魔術式では身体全体を満遍なく強化させよう。そのような魔力配分を意識して。
難易度を……?

…体、全体に………(今までやってた場所を、広範囲に………体全体に…)お、おぅ、分かった……!
(言われてから意識を集中、出力した魔力に触れながら意識を向け、己なりに全体の強化……流石に今までと同じ量で魔力を分配すれば足りなくなる、ならその辺に気を付けつつ、全体にいきわたる様に……)
………!(己の筋肉や骨……イメージするのは最初のイメージ、心臓を起点に広がる様に、覆いながら広げていく………流石に初めてだからかなりゆっくりになってしまってるが、覆うこと自体は何度もやった、要領はそれと一緒)
―――………フゥゥゥゥ………こ、う…か……?(深呼吸するように一度息を吐きながらそう言う頃には、どうやら満遍なくの強化は出来たらしい、流石に体全部は初めて試した事だから、精度が高いとは言えないが…最低限は満たしてる、はず、多分)
ン、よしよし。全体を強化しておけば防御の底上げにもなるからね。

じゃあその強化魔術を出力した魔力にそっくり移すイメージをしながら定着(セット)と詠唱してごらん。
確かにな…これは確実に役立つ類だろうし……(流石に中々維持するのが難しいけれど…)

此れをそのまま移すイメージ……??お、おう……よぉし…

    セット
―――定 着 !

(その強化の魔術を魔力へ丸ごと移すようイメージしながら、詠唱を試みる)
(詠唱を行うと自身の魔力が抜き取られる……否、目の前の出力した魔力へと更に魔力が流れ込んでいく感覚がして、紙に文字でも書いた様にぼんやりと光る文字が出力した魔力に浮かび上がる)
……!?(抜き取られる感覚に思わず声を出しつつも、魔力は出力したものへ流れ…文字が見えてきた、…え、なんで文字が…!?なんて書いてあんだろ…)
(文字そのものは複雑な、少なくとも日本語ではない言語で書かれているようだったが、崩れないバベルの恩恵で、それが自身が使っている魔術の詳細……「式」だと理解ができるだろう)

じゃあ、そこで起動動作を行って。次に起動式認証(セット)の詠唱を。
お、おぉ………凄い…(思わずそんな感想が口から洩れながら)

き、起動動作と……了解…ッ!

(そう言いながら
(そう言いながら、両手の手のひらを合わせる)
……
(そして片手を、手前にぐるりと90度曲げ―――)
    セット
―――起動式認証ッ!!
(バチンッ!と痛みこそないが、まるで通電したような……そんな感覚とともに目の前の魔術式に更に文字が書き加えられて淡く光を帯びる)
―――っ!(痛みはなくとも、通電したような感覚は思わず体を強張らせ、…気づけば更なる文字が追加されているらしい、驚きだ…)
これで書き込みは終わり。あとは出力した魔力を丸めて……そう、ほら。長い紙をくるくる巻いて巻物にするイメージで。その後に手から腕を通して自分の中心に納めるイメージで自分の中に仕舞って。…できる?
おぉ、これで終わりなのか……えっと…そんな風に仕舞い込めば…良いんだな…?(イメージは出来るが、やれるだろうか…いや)
やってみる…!
(そう言いながら、魔力を丸めつつ…巻物をイメージしてやり、それを手から腕へ……中心に収めるように………)
(魔術式は巻物のようにくるりくるりとまかれていって、最終的に自分の手の中から腕…そして中央辺りに入った、入ったけどこれ謎の違和感半端ないな……?)

はい、入った、多分入った…!…大丈夫そう…?(若干不安げに師匠へそう声をかけつつ)
(じっと視線を送って、少し間を空けてから微笑む)……、うン、大丈夫そうだね。少し馴染むまで時間はかかるだろうけど、慣れれば気にならなくなると思うよ。
良かった…なら馴染んだ後は魔術がだいぶん使いやすくなるんだよな、楽しみだ…!
試しに魔力を流しながら起動させてごらんよ。
……え、もう魔力流してさっきの動作やるだけで魔術発動するようになってんの……!?(思わず驚きつつ)

わ、分かった、ならやってみよう‥…この場合は特にセットとかの詠唱はいらねぇよな…?(動きと魔力を流すのを合わせりゃいい・・・んだよな?)
そうそう、魔力を流しながら登録した動作をするだけで大丈夫だよ。
成程……よし、分かった、やってみよう…!
(そう言いながら、両手を合わせつつ魔力を流しながら……片方の手を手前にぐるりと90度曲げる)
―――おぉ……っ!
(すると、先ほどやった全体への強化の術式が起動されていくのを感じる……さっきよりお手軽にやれてる……!…なんか疲労感もそれ相応だが…!)
無事に起動したね。でもまだ馴染んで無いからちょっと疲れる感じがする…ってとこかな?これで今後の授業も楽になるねぇ。(くすくす)
まぁ多分そんな感じだな…これに慣れられるようにしていかねぇと…

そうだな!師匠のお陰でこの辺りはスムーズにやれるようになったし…!
じゃあ今日の残りの時間は投影の修練に回すとしようか、可愛い教え子。刀を自分の後ろに置いて。
投影の修練か…了解!分かったよ師匠(そういいながら、刀を自身の後ろの方へ置きつつ)
さて、この状態でどれだけ刀の事を思い浮かべられるようになった?
この状態で……(後ろに刀は置いてある、ならばイメージだけでどこまで浮かべられるか…)
……重さとか長さ、後は見た目……それなりに振ってきたし、ある程度は浮かべられると思う(中の様子、とかそのレベルには至れずとも、ある程度イメージは浮かびやすくなっている)
ふむ……であれば、まずはその状態でいいから投影の感覚を掴んでみようか。魔力を出力して。あー、今度は紙じゃなくて……とりあえず粘土とか霧とか、形を整形しやすいイメージで。
魔力の出力…霧とか粘土……分かった、やってみるよ(そう言いながら、言われたとおりに今度は粘土のような感じに……さっきの紙で材質の変化の感じはふわっとつかめたからか、霧の様な感じに出しはじめた)……こう、か……?
……、ん、その状態であればいけそうだね。それじゃあその魔力で刀を形作ってみよう。自分の魔力を使って刀を再現する……ま、初めは見た目だけ再現できるだけでも大したものだ。気楽に悩むといい。ヒヒ……。
この魔力で刀を………ふむ、分かった、やってみるよ
(とはいえ、形や重さ、ある程度は理解が出来てきてる、刀に触った最初に比べれば多少はイメージできるというもの、試しに可能な限りイメージして創り出してみよう、とするが……)
んんん……んん??(頭のイメージ通りに、上手く刀になってくれない、霧は動いてるので練ろうとはしてるようだがなんか若干形が違う、……イメージ通りにするのって想像以上にむずいな…!)
意外とこの辺むずいな…せめて形ぐらいは…!(若干苦戦してるようだ、重さとかは若干近くなってるのに…!)
おやまあ、やっぱり苦労してるね。(くすくすと笑いながら見守り)
あ、やっぱ苦労するもんなんだ……いや、イメージは浮かぶんだよ…そのイメージ通りに出力するっていうか、形にするのが意外とむずくて…(霧をこねこね苦戦中)
師匠はこーゆうのってコツとか知ってたりする…?
ンー、こういうのは拾い子の方が向いていた気がするけれど……、ふむ。出力の方に苦労しているなら、まずとっかかりとしては投影する物のイメージになるべく忠実にあればいいんじゃないかな。それこそ、槌を振るって魔力を薄く鍛え上げるイメージで。そこからだんだん、槌を振る回数を短くしていけばいいよ。
へぇ、拾い子が…(誰だろう…)
ふむ、投影する物のイメージになるべく忠実にあれば…
槌を振るって…魔力を薄く……成程……なんとなく、分かったような気がしてきた…
(目の前にある霧・・・魔力に意識を向け、槌を叩いて鍛え上げる様に、イメージを文字通り固めていく……ッ!)
80
おっ・・・・・・お?こんな感じか……?
(言われた感じでたたいていけば、先ほどよりスムーズに形が整ってきて……それっぽい刀になってきた、…これはそこそこ形になったのでは…?)
あ、師匠師匠、これ結構うまくできたかも……!
(見た目ぐらいは、刀の形は其れらしく見えなくもないだろう)
そ、我(アタシ)の所有物。このギルドにいるからそのうち会うこともあろ。

おや、存外と早かったね。よしよし、いいコ。これなら10点くらいかな?
へー、師匠の所有物・・・(所有物っていうぐらいだから凄い仲良いのかな…)あった時は色々参考に話聞いてみたいな…

やったっ!(誉められてうれし気に)10点………(あ)満点って幾らだろ‥(10点満点は流石に無いだろうし…)
ン?100点。(にこにこと、悪びれなく)
……いやまぁそうだよねぇ!うん!(点がないよりマシと思いたい、思おう、でも次はせめて…)次はせめて半分ぐらいは取って見せるよ…いや最終的には満点取りたいけど…
まァまァ。我(アタシ)から「投影の感覚を掴めればいい」と言ったのだからね。今回に限って言えば100点中10点も別に悪い点数じゃない。

後ろに置いてある刀と自分が投影した刀を比べてご覧。長さや重さの感覚はそれなりに似てると思うよ。課題としては刃の厚みや刀身の微妙なしなりとか……比べてみるとそういうところが見えてくるんじゃないかな?
そ、そうか…?それなら良かった…(ほっ)(まぁだからって気を抜いて良いわけでもないだろうし、気合は入れねぇと…!)

あ、そうだな、確認して置かねぇと…(言われるままに、後ろの刀と投影した刀を見比べる)
…あ、ほんとだ、結構その辺は似てるな・・・(長さや重みを確認して、次にしなりとか厚みをじぃぃ…と見比べる)…こうしてみると結構厚みとかしなり…結構違うな…、こーゆうのが切れ味とかにもつながるんだろうな…(結構勉強になるな、これ…!)
そだねぇ……キミが今作ったのだと、どっちかっていうと鈍器の部類だろうね。重さはともかく、密度もまだまだ勉強がいるんねぇ。この投影の練習は今後もやるから頑張りなね。ヒヒ……。
鈍器……ただぶち当てるだけならともかく、刀としてはアウトだろうなぁ…斬れなきゃ刀の意味はないし…(刃物なのに斬れないは流石にあれだろうし)
密度、密度か…そうだな、勉強頑張らねぇと…!
おう、その辺の練習も頑張るぜ……!!(気合を入れるようにグッとこぶしを握って)
熱心で結構なことだね。肉体の修練に魔術の修練……ヒヒ、随分と厳しい量になるよ?(くすくす)
ま、まぁ厳しい量にはなるだろうけど……強く成る為にゃこれぐらいしとかねぇとだしな……!頑張るっきゃねぇだろうよ…!(厳しいのに不安は湧くが、其れでもやってやるんだ…!)
よろしい、更なる強さを求めるには意志が必要となる。特に──キミの扱う投影魔術はね。それこそ刀を鍛える様に。
更なる強さを求めるには意思が……、…投影魔術ってそーゆう所が有るんだな…鍛え上げる…鍛え上げるかぁ…(刀を鍛える様に、という言葉を脳内で反芻して考えつつ、…意思が一番大事なんだろうという考えには至れた。)
当然。キミは戦える様になるまで、意思も、魔力も、イメージも、技術も、全て研ぎ澄ませなければならない。それを見たら明らかであろ?(投影された刀を指差して)そして、戦う事を選んだのは他ならぬキミだ。
…そうだな…、全くその通りだ。(指さされた刀を見つつ、その言葉を聞きながら、改めて思う)
あぁ、選んだのは俺自身、なら…頑張って研ぎ澄まして、鍛え上げなくっちゃな…!
(だからこそ、その言葉に大いに同意し、決意も抱けたのだ)

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